40代アイメイクのおしゃれ感は、“暖色の透けシャドウ”で決まり!
アラフォーらしい品のよい目元をキープしながら、旬を感じさせるには? ヘア&メイクアップアーティスト・岡野瑞恵さんが、そのコツを2回に渡って伝授します。前回のベーシックメイク編に引き続き、今回はよりトレンド感のあるメイクにトライ。
暖色の透けシャドウ×寒色ライナーでおしゃれな目元に!
アイシャドウ、アイライナー……キレイな色を眺めていると、「使ってみたい」という気持ちが芽生えてくるもの。でも、取り入れ方を間違えれば、途端に顔のバランスが悪くなるから悩ましい。アラフォーがトレンドを取り入れる方法を教えて、岡野さん!
「たとえばアイシャドウ。今、赤などの暖色カラーが流行っていますよね。一見難しそうですが、透け感があってスモーキーな色を選べば、肌から浮かず、失敗がありません」と岡野さん。
そう、大人のトレンド色選びは、“透け感”と“スモーキー”がポイントなのだ。
つけるときには、「ここからここまでが赤」とわかるように、くっきりのせず、他の色とブレンドしながらほんのりと。「『せっかく“赤”を使っているんだから、目立たせたい』と思いがちですが、大人はあくまでもさりげなく」。
加えてこのメイクでは、レッド系のシャドウに、クールなグレーのラインをコーディネート。
「青みグレーのラインは、いわゆる締め色ではないのにほどよく引き締まる、絶妙カラー。目元を凛とさせつつ“抜く”ことができるんです。また、暖色系と寒色系を組み合わせることで、遊び心が感じられて、おしゃれに見えますよ」
眉にも色をのせてモード感をプラス
最近、岡野さんが注目しているアイテムが、カラーマスカラ。
「シャドウと同系色の赤っぽい色を下まつ毛に軽くつければ、シャドウの色となじむし、フェミニンな印象に」。
さらに今年は、カラーの眉マスカラも要チェック。
「眉を普通に描いてから、軽く色をのせているのでナチュラル。『今日、何か違うね』程度の違いだけど、それでも顔全体の印象は変わってきます」
モデルの樹神さんは、「このシャドウだと、ラインはブラウンにしてしまいがちですが、グレーというのが、意外性があって面白いですね。色を強く発色させず、ほんのりのせるというのも納得。私も今度から、“ほんのり”でいこうと思いました」
“ほんのりのせ”で大人のカラー遊び
【HOW TO】
<岡野さんセレクトアイシャドウパレット>
クリームタイプのレッドがマチュアな今っぽさを紡ぐ。オレンジや赤みブラウンとのハーモニーも見事。ディメンショナルビジョンアイパレット 10 ¥7150/THREE
1.透け感オレンジとブラウンをのせて
2.シャドウのぼけ足にゴールドをぼかす
3.目のキワにレッドをほんのりと
4.涙袋のゴールドでくすみをオフ
5.青みグレーのアイラインを引く
<岡野さんセレクトアイライナー>
6.眉マスカラは毛がたまっている箇所に軽く
<岡野さんセレクト眉マスカラ>
7.下まつ毛はカラーマスカラで遊び心を
<岡野さんセレクトカラーマスカラ>
<こちらもおすすめ!>
<岡野さんセレクトリップスティック>
【暖色の透けシャドウ×寒色アイライナーで垢抜けた目元に!】
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スタイリング/池田直美
文/入江信子
構成/藤本容子
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