スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

今年のブーツのラインナップを見ていると、種類が豊富でワクワクします。ビブラムソールでストリート風だったり、美しいハニーベージュだったり。寒いから履く――ではなく、まさに「レッグウェア」として主役となってくれる1足です。

 

最近のお気に入りは、夏のサンダルを買って、その履きやすさに驚いた、イタリアのATPアトリエのブーツ。サイドがゴム仕様になっていて、ヒールは少しゴツめ。スカート合わせもしやすいミドルとロングの間くらいの絶妙丈。花柄のワンピースや、暖かなカシミヤニットと細身のデニムと合わせてコーディネートしたい♡ 見かけによらず軽い! のも良いですよね。

そして、周りのエディターの人もお揃いで買っていた、ペリーコのカオスエクスクルーシブ。こんなにきれいなベージュのブーツが、今まであったかしら。淡い色のスカートになじませたり、黒の着こなしのアクセントにしても。少しストレートの筒、繊細な色のヒールも、「重たさ」とは無縁。しっかりと長さがあって、ひざ下まできっちりくる高さなのも良い♡

さらに、実は一昨年購入し、今年も販売されていた、ネブローニの超名品、「足首太目のロングブーツ」。柔らかなスウェード、筒が太く、けれどヒールは低め――の今っぽいバランス。これ、ストックでもう1足買っておきたいくらいのお気に入りです。スウェードの少し艶と湿度のある素材感が、しっとりと沈み、ボトムスの色を引き立ててくれて、着こなしがドラマティックに見えるのがすごい!

と、駆け足でしたが、イメージの違う3足のご紹介でした。今年、コートをたとえ諦めてでも、ブーツを1足――がおすすめです。
 

大草 直子

シーズンスタイルラボのスカートネブローニのブーツ。パープルが黒で鮮やかに際立ちます。
サイトがゴム仕様だから、デニムをインにもできます!
なんてきれいな(笑)。アーモンドトゥで脚がほっそり見えるのも◯。ペリーコのブーツも、履きやすくて好き。


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