タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。

夫婦・親・子どもとの関係や職場の人間関係や自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。この連載では、ミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。

うつ病、脳出血、がんを患った母に余命宣告。母の介護が生きがいの私は立ち直れますか?【アン ミカさんの人生相談】_img0
 

日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?

採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答します!
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【セカンドステージを迎えるにあたってのお悩み】

いつもアンミカさんの的確な回答に、自分のことのように勇気をもらっています。
73歳の母にがんが見つかり、余命1ヵ月の宣告を受け、自宅で父と介護をしています。母は10年前に脳出血で右半身麻痺が残り、ずっと車椅子生活でした。残りの日々を穏やかに過ごしてほしいと願っていますが、ずっと寝たきりとなり、痛みに苦しむ母の姿を見るのは胸が潰れる思いです。この10年は父と協力して、母をずっと介護してきました。

もともと、母は強いうつ病を患っていたため、不自由な体だけでなく、心の病でも苦しんでいました。私はいつも母に元気になってほしくて、母へのお世話が私の生きがいになっていました。母がいなくなることを思うと、きっと私は深い喪失感に苦しむだろうと思います。

私はフルタイムで仕事をしているので、仕事と家事・介護をこなすことに精一杯で、趣味らしいものもありません。これからも仕事を続け、きちんと生活を送る努力をしますが、この辛い気持ちから立ち直ることが出来るのか不安になります。この年齢で恥ずかしいのですが、アンミカさんのアドバイスをいただけたらとても勇気になります。どうぞよろしくお願いします。

●このお悩みが出てきたのはいつからですか?
長い間自分のメンタルの弱さを悩んでいましたが、母が余命宣告をされた4月から悩みが深くなりました。

●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか?
自分のメンタルの弱さ、これから一人で生きていくことへの不安。

●この悩みを解決してどのようになりたいですか?
何が起きても前へ進める強い精神力がほしい。いつも何をやるにも先に不安が出るため、もっと気楽になりたいです。

(ナオコ・47歳)
現在の家族構成:未婚
職業:会社員(正社員)
業種:卸売,小売
医療用商品の卸販売

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