また、悲劇「ロミオとジュリエット」のように、当人同士は相思相愛であったとしても、両家の決まりや関係性という“土的な要素”がNGを出したりするなど、土の時代においては二人の気持ちよりもお家のことや経済状態など色々な外野の“格式・形式・条件”が重要視されたりもしたはずです。

人を愛する気持ちがあるのに、型に阻害される、型があるから一歩を踏み出せない……。きっと恋に真面目な人やロマンティストであればあるほど、その“障壁”を大きく感じていたのではと思います。

バイブスの共振を求めて

【星読みyuji】運命の人と引き寄せ合える風の時代!恋愛は条件マッチングより純愛志向へ_img0
 

風の時代はフラット&ニュートラルが基本となります。つまり、“本質的なもの”が重要になる時代です。そういう意味では“真に愛し合う二人”にとっては、実は風の時代とは最も外野の影響を受けず、恋や愛が成就しやすい時代であるとは言えないでしょうか。

この時代においては“型”や“雛形”は不要なもの、むしろ過剰なものであり、時に不純なものとして扱われたりする可能性すらあります。

 

これからの風の時代には、愛に関して言うと、純愛至上主義となり、気持ちの密度や熱さ、またここからが大事なところですが、バイブスの共振・波動的に合うかどうかといったものが、お互いがお互いを認め合う・惹かれ合う要素の主たるものになっていくはずです。

土の時代っぽい事柄、例えば、資産状況や収入、肩書・家柄等ではなくて、お互いのバイブスによる共振・共鳴がお互いを引き寄せ合う、いわば、“波動マッチング”が行われていく。それが、風の時代の恋の形であり、バイブス・波動こそが、新時代を生きる二人を深く結びつけるキーとなるものなのではないでしょうか。

次回は、「自分を変えたいと願うなら、最短コースはまず「環境」を変えること」(2022年1月6日公開)についてお届けします!

(この記事は、yuji著『風の時代の未来予測』から一部抜粋・改変したものです)

yujiさん
星読み係、ヒーラー。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス)など。最新刊は『風の時代の未来予測』(講談社)。
■ブログ https://ameblo.jp/uenopasiri/
■Twitter @yujiscope

【星読みyuji】運命の人と引き寄せ合える風の時代!恋愛は条件マッチングより純愛志向へ_img1

<新刊紹介>
『風の時代の未来予測』
定価:本体1500円(税別) 講談社
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6万部を突破した前作『「風の時代」に自分を最適化する方法』から1年。「風の時代」という言葉は世間にすっかり浸透しましたが、実はまだ前時代からの移行期間中。世界が変わる本番は、まだこれから!

【この本のポイント】
1. 3年後、5年後、20年後に起こることがわかる
時代を司る大きな星のイベントは、2024年、2026年、2044年にやってきます。

2. 風の時代が終わる200年後に世界はどうなるのか、衝撃の「3つの予言」を掲載!
yujiが星を読み予測した3つのパラレルストーリーはかなり大胆ですが、江戸時代の人が現代を予測するのと同じと思えば、その奇想天外さも納得です。

3. 風の時代を生きるための最強武器「バイブス」を徹底解説
目に見えないものが大事にされる風の時代の最大の武器としてyujiが推すのが「バイブス」。人間関係もビジネスもこれに左右される時代に。

4. 12星座別のキロン星読みで、あなたの「魂の傷」と「超才能」がわかる
あなたのキロンがどの星座にあるか、簡単な早見表でチェック! この時代に克服すべき「魂の傷」と、それを超えた先に手に入る「超才能」がわかります。

構成/金澤英恵

星読みyujiの新著『風の時代の未来予測』から、新時代の「生存戦略」を紐解く!〈全7回〉

第1回 風の時代に疲れてない?優先すべきは“風っぽさ”より自分らしさ>>
第2回 「土の時代っぽい人、風の時代に変われない人」はどうしたらいい?>>
第3回 風の時代を生き抜く最強武器は「バイブス」!【星読みyuji】が徹底解説>>
第4回 「言葉」はエネルギーで食事みたいなもの。波動が上がる言葉を食べよう>>
第5回 風の時代に「違和感」の放置は危険? 「NO」を告げる勇気を持つべき理由>>

第7回  自分を変えたいと願うなら、最短コースはまず「環境」を変えること(2022年1月6日公開)