RM、V、J-HOPEがグラミー賞授賞式の合間に訪問

ザ・ブロード The Broad住所:221 S. Grand Avenue, Los Angeles, CA 90012

2020年1月にグラミー賞授賞式でパフォーマンスをするためにロサンゼルスを訪れたBTS。RMがtweetしてファンのあいだで話題になったのが、現代美術館のザ・ブロードです。2015年にロサンゼルス在住の慈善家ブロード夫妻が設立。1950年代から現代まで約2000点のコレクションが所蔵されています。ゲッティ・センターと同じように、入場無料。

アンディ・ウォーホルやジャスパー・ジョーンズなど巨匠たちの作品はもちろん、BTSの聖地巡礼で押さえておきたいのは、RMがTwitterでシェアした草間彌生の『Longing For Eternity』(tweetの写真左上)とジャン=ミシェル・バスキア(写真右上・左下)の作品です。カラフルなイメージに言葉や記号が込められているともいわれるバスキアは、Vもお気に入りのアーティスト。
 

 

RMがTwitterでシェアしたジャン=ミシェル・バスキアの絵がちりばめられたバッグは、ミュージアムショップで購入可能。(撮影:筆者)

同時期にVとJ-HOPEもザ・ブロードを訪れ、WEVERSE(ARMYのためのオフィシャルコミュニティ)に投稿しています。「PeekabooV」というキャプションとともにシェアされた、巨大なテーブルセットの下でちょこんと顔を出すVの写真は、ロバート・テリアンの「アンダー・ザ・テーブル」。テリアンは、観客を子どもの頃の童話の中のちいさなキャラクターになったような感覚にさせる家具を巨大化させたアートで知られています。

筆者のInstagramより

また、VとJ-HOPEが写真を撮った、大きなバルーン・アートのようなステンレス製の彫刻は、ジェフ・クイーンズの「バルーン・ドッグ」。どちらもARMYに人気の撮影スポットです。

筆者のInstagramより

 


BTSのLA聖地巡礼レポート、まだまだ続きます。後編ではBTSメンバー行きつけのショップやレストラン等々ご紹介します。お楽しみに!
 


構成/露木桃子

 

第2回「BTSメンバーのお気に入りショップにレストラン、そしてアメリカ進出の原点まで。ロサンゼルス聖地巡礼レポート【写真多数掲載!】」1月21日公開予定