人気スタイリスト佐藤佳菜子さんと一緒に「考えないで決まるおしゃれの極意」について紹介する特集。2回目は、時間がない朝でもおしゃれな感じのコーディネートをするために、佐藤さんが実践していることを聞いてきました。

 


関連記事
あか抜けて見えたければ「裸でもおしゃれに見える」状態を目ざすのが正解>>


「毎日いろんな服を着ているようで、ほぼ同じ形の服しか持っていなかった」

ジャケット、カットソー、パンツ/アンクレイヴ バッグ/JWアンダーソン 靴/カミナンド

スタイリストという洋服を扱う仕事をしていると、クローゼットには服が数え切れないほど並んでいて、毎日違う洋服を着ているように思われるかもしれませんが、私の場合は、「気づいたらこればっかり着ていた!」というアイテムが多いことに気づいました。

トップスは細リブでコンパクトなカットソーやニット。トレンドが長く続いているビッグシルエットに飽きたからということもありますが、身長が156cmとそれほど大きくないので、ジャストサイズのほうが体がきれいに見えるからです。

パンツは、タック入りでアンクル丈の細身パンツ。ピタピタのスキニーではなく、程よいゆとりはあるものです。ハイウエスト気味ならなお良し! バランスが取りやすいうえ、フラットシューズでもヒールのある靴でも、サンダルでも、スニーカーでも、どんな靴とも相性がいいところも便利。

ジャケット、カットソー、パンツ/アンクレイヴ バッグ/JWアンダーソン

今の時期なら、これに体が泳ぐくらいの余裕があるアウターを羽織ると、インナーはタイト、アウターはブカッとしたバランスになって、なんとも好きなんです。

クローゼットに並ぶ服を見ると、コンパクトなカットソーの色や素材違い、同じような形のパンツの色違いなど、似たようなアイテムばかり。でも、それが自分にはいちばん似合うし、体をきれいに見せてくれるし、着ていて落ち着くし。それでいいと思っています。
 

次ページ▶︎ 配色が変わっても、アイテムの組み合わせは同じでOK!


【写真】あか抜けて見えたければ「裸でもおしゃれに見える」状態を目ざすのが正解
▼右にスワイプしてください▼

 
  • 1
  • 2