ファッションPRから料理家まで幅広く活躍する杉山絵美さんが、地球にも身体にも優しい週1ヴィーガン生活を提案します。

 


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「戦争するより愛し合おう」豆腐で作ったキエフカツレツと平和への祈り_img0
 

小さい頃、母が作るお料理で私の好物の一つだったチキンカツレツ。チキンの真ん中にハーブバターソースが入っていて、とってもおいしかったのを覚えています。このお料理はウクライナの首都キエフの伝統的なお料理でキエフカツレツと言われていることを最近になって知りました。でも、もともとの考案は、フランスだとか、ニューヨークのレストランだとか諸説あり、調理法はフランス料理の手法がもとになっているとのこと。

私は、お豆腐を使ってこのキエフカツレツをアレンジしたヴィーガンカツレツを作ってみました。

いろいろな国の食材を組み合わせて作った美味しい一皿は、国境がないのだと改めて思います。

毎日テレビをつけると心が辛くなるニュースを目にしますが、国境は関係なく食卓を囲んで笑顔の楽しいひとときを全ての人々が送れるようにと、それを祈らずにはいられません。

私がヴィーガン料理と初めて触れ合うきっかけとなったジョン・レノンとオノヨーコさんはたくさんのユニークな平和活動をしていました。

彼らの唱えた「戦争するより愛し合おう」という素敵なメッセージ。世界中が愛に溢れる平和な世の中になりますように。

ハーブソース入り、お豆腐のカツレツ


■調理時間 8分(オーブンの焼き時間含まず)

材料(2人分)
・木綿豆腐 300g

・パセリもしくはハーブ 1束
・オリーブオイル 大さじ2
・ニンニク 1カケ
・塩胡椒 小さじ1/2

・小麦粉 大さじ2
・水 50cc
・パン粉 適量

How to cook

「戦争するより愛し合おう」豆腐で作ったキエフカツレツと平和への祈り_img1
 

1. オーブンを200度に温めておく。パセリ、ハーブ、ニンニクはみじん切りにして、オリーブオイル、塩胡椒と合わせておく。

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2. 豆腐を4つに薄くスライスして(2cmくらいの厚さ)、キッチンペーパーで水分を拭く。真ん中に1のソースを塗ってサンドイッチのようにして半分に切る。

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3. 小麦粉と水を混ぜてたバッター液に2を潜らせて、パン粉をつける。衣の上からオリーブオイル(分量外)をかけると綺麗な焼き色になります。

「戦争するより愛し合おう」豆腐で作ったキエフカツレツと平和への祈り_img5
 

4. 200度のオーブンで20分、こんがりとした焼き色がつくまで焼いたら出来上がり。


Point
豆腐は水切りをしてもしなくてもどちらでも大丈夫ですが、キッチンペーパーで表面の水分をとってから衣をつけた方が上手く衣がつきます。

Make your own
パン粉に砕いたナッツやミックスドライハーブを混ぜたり、砕いたお煎餅をパン粉代わりにすると香ばしくなりおすすめです。
シンプルにレモンを絞っていただくのもおいしいですが、ウクライナ料理ではグリーンピースを付け合わせに添えることが多いそうなので、グリーンピースをペーストにしたソースと合わせるのも良いと思います。その他、塩麹をソース代わりにしたり、もちろんトマトソースとも相性がとても良いですよ。いろいろとアレンジをしてみてください。


【レシピ集】目にも舌にも美味しいヴィーガンレシピまとめ
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写真/杉山絵美(料理)
食材協力/Oisix

 


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