スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
ミモレが創刊してから７年。頻度は変われど、この場所でコラムを続けてきました。おしゃれ更年期のことや、ファッションのTIPS、身体や心の変化、子育てなど。たくさんのことをみなさんとシェアさせて頂きました。投稿されるコメントや「いいね」の反応、もちろんオフラインでのイベントで交わす言葉も、私を勇気づけ、そして気づきをくれ、さらにモティベートしてくれました。コラム、という出会いの場所は、今日でクローズになります。
本当にありがとうございました。
７年は、私にとっても忘れられないタイミングになりました。40歳前半だったのが、今年50歳を迎えます。これからは、コーディネートの方法やスタイリングのコツ――だけではないテーマで、さまざまなメディアで伝え続けたいと思います。
伝え続けたいこととは？
ミモレをスタートした時から変わらない、ただ１つの思いです。「私たちはすでに魅力的で美しく」「他の誰にならなくても良い」ということ。女性を支配する、年齢や肩書、もしかしたら「女性であるということ」すら、ある意味忘れていきていけたら、こんなに幸せなことはないと思います。ミモレやAMARCを含め、SNSも、ぜひ、１つのサンプルとしてご覧くださいね(笑)。そこに映る姿や考え方は、ただ１つの例であり、「こうならなくてはいけない」ということではありません。私を含めて、すべての女性たちが（男性ももちろん！）自分であることに満足し、ゆったりとリラックスできたら、世界はもっとカラフルになる！ 他人軸、自分軸、という伝え方は、もしかしたら伝わりづらいかな、とういのが体感。それよりも、体型、髪、顔立ち、性格。揺れる自分、小さな違和感も含めて、どうかどうか、自分でいることに満足し、ゆったりと楽しめますように――心からそう思います。
みなさま、７年間、本当にありがとうございました！
またミモレのファッションや対談のページでお目にかかります(笑)♡
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