ズバリ「入国条件をクリアできる国」


当然といえば当然ですが、ワクチンを3回接種していても、陰性証明書をとっても、入国条件をクリアしていなければ、残念ながら旅行できません。同じ日本人でもワクチン接種者は入国できるのに、未接種者は入国できない国もあります。

外務省の海外安全ホームページでは、随時情報が更新されているので、今の自分が入国できるのはどこの国なのか、眺めるだけでも価値ありです。

「その中でも旅行しやすいのは、すでに欧米人が自由に旅行できている国。一方、近場ですがアジアはまだまだ緩和されておらず、日本よりも入国基準が厳しい国もあります。台湾や韓国などは、基本的に観光は不可(2022年4月19日現在)。ただシンガポールが4月から緩和されたように、国の方針が急に変更になる場合もあります。

 

おすすめなのは、やっぱりハワイ。ハレクラニをはじめ、コロナ休業の間に大型リノベーションしたホテルも多く、3月からマスクなしで行動可能になりました。ハワイはアメリカ人にとっては国内旅行先ということもあり、すでに2021年は677万人以上の人が訪れ、コロナ前の65%まで復活しています。そのため現地に行けば、2年前と変わらない旅が楽しめます。

 

また、50周年の記念イベントを開催しているアメリカ・オーランドにある『フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート』もおすすめです。記念イベントも昨年10月から18カ月かけて開催されています。4つのテーマパークそれぞれでイベントやイルミネーションを楽しむことができ、アニバーサリーグッズも多数。今年の夏休み、秋休みでも楽しむことができます。

 

そのほか、コロナ対策に厳しいイメージがあるオーストラリアも、ワクチン接種した人は4月18日以降、陰性証明書も不要になりました。現在、国を挙げて、観光誘致キャンペーンを展開中。コロナ禍で密を避ける生活が長かったため人にとって、自然に触れる旅は大きな魅力です」(HIS越智さん)