夏に欠かせないけれど、年齢を重ねるとともに選び方、着方に慎重になってしまう「Tシャツ」。便利だしラクだし着たい気持ちはあるけれど……。そんな悩ましい大人のモヤモヤにスタイリスト乾千恵さんが応えます。今回はロゴTシャツ、プリントTシャツとの付き合い方です!
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ロゴもフォトも選び方さえ間違わなければ、実は無地Tシャツよりも大人向き!
ロゴTやフォトTは若い子向けでカジュアル。そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。でもそれも選び方次第だと言います。
「ロゴやフォトプリントの雰囲気さえ間違えなければ、むしろシンプルな着こなしが寂しくなってくる大人世代にとっては華やかさを足してくれる頼れる存在。その意味では、上品さはありつつも、ある程度存在感のあるロゴやフォトプリントを選んだほうが、コーディネートがうまくいきます」
早速、大人に似合うロゴTとフォトTの選び方とコーディネートのポイントを教えてもらいます。
フォトTシャツを着るなら……
鮮やかなプリントよりもヴィンテージライクな写真がおすすめ。合わせるアイテムを同系色にすると大人な雰囲気に
Tシャツは写真家NAKADA YOSHIAKI氏のフォトをプリントした一枚。ヴィンテージライクな色合いで大人も着やすい。Tシャツ¥7920/キャル オー ライン(ユナイト ナイン) ジャケット¥22000、ショートパンツ¥13750/ビューティ&ユース(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店) ピアス¥11000、ブレスレット¥7700/ワンエーアールバイウノアエレ(ウノアエレ ジャパン) スニーカー¥37400/デイト(アルアバイル) バッグ¥95700/J&M デヴィッドソン(J&M デヴィッドソン 青山店)
「まずフォトTシャツを選ぶとしたら、鮮やかな花や爽やかな青空など夏っぽさ満点のものよりも景色なら夕景や夜景など落ち着いた色合いのものがおすすめです。もしくは潔くモノクロ。というのも、そういった色合いだとベーシックカラーのひとつと捉えてコーディネートできて、変にプリントが目立ちすぎることがないから。たとえば上の写真のTシャツはヴィンテージライクな色合いだったので、同系色のこっくりとしたベージュのジャケットとパンツを合わせました。もしフォトTは着たいけれど、カジュアルになりすぎたり、派手になりすぎないか心配、どう着たらいいか迷っているという方はぜひ参考にしてみて下さい」
左・カットソーブランドらしい抜群の着心地。グラフィックTシャツ¥9900/スリードッツ(スリードッツ青山店) 右・ザ インターナショナル イメージ コレクションは「着ることができるアート」を提案するブランド。世界的な著名フォトグラファーの作品がTシャツに。ヒールTシャツ¥14300/ザ インターナショナル イメージ コレクション(エストネーション)
「モノクロのTシャツなら、モノトーンスタイルの中に取り入れると華やかさはありつつも、まとまりのあるコーディネートを作ることができます。左のフォトプリントもブラウンやベージュ系、ネイビーなどプリントの色に近いカラーを合わせるとほどよく上品なTシャツスタイルが完成します」
【写真】白Tシャツは難しい……それでもできる40代のTシャツコーデ
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