後悔しないよう「ひとりで打てる手」は打っておく


あなたが“彼を信じること”と同時並行でできる、自分自身が後悔しないための方法のひとつには「卵子凍結」もあると思います。ご年齢的に相談できるクリニックが限定されたり、検査の結果を見て希望に添えないケースは出てくるかもしれません。ですが何もしないで案ずるより、まずは医療機関に相談したり、子づくりにチャレンジできる可能性にトライしておくことも、悔いを残さないための行動になるのではと思います。

子どもは“授かりもの”という現実は当然ながらあります。でも、あなたが後悔しない人生を送るための道筋、その計画を立てられるのはあなたしかいません。彼に遠慮をして顔色をうかがうばかりではなく、自分ひとりでできることは自分で手を打っておく。そうすることで、“彼を責める未来”への悲観的想像も薄らいでいき、心置きなく愛する人の手を取れるのではないでしょうか。

もし子どもができても、できなくても、彼はあなたにとって「この人との子どもが欲しい」と思うことができた、かけがえのない男性であることに変わりはありません。だからその愛情を手放さないで、ぜひ幸せな現実への一歩踏み出していただきたいなと思います。私もおふたりの明るい未来を、心から祈っています!

 
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取材・文/金澤英恵

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