芸能人は「土足で踏み込んでいい」存在なのか

 

今泉さんはブログの中で、「公表するつもりはありませんでしたが、」と前置きした上で、婦人科系の疾患が見つかり、通院されていたことを明かされています。しかもその通院先に、マスコミ関係者と思われる男性が何度も待ち伏せしていたり、その後自宅までつけてくることがあったのだと言います。

 

本来プライベートなことだから公表したくなかったけれど、憶測で記事を書かれてしまうおそれがあるため、本来なら言わなくていい疾患名まで公表しなければならなくなったということです。

婦人科の通院にはいろんな理由がありますが、プライベートの中のプライベート。とてもとてもセンシティブでデリケートなことです。病院に、しかも婦人科にマスコミが、しかも見知らぬ男性がついてきたら、筆者だったら怖すぎてもう外に出られなくなるし、一生の心の傷、トラウマになると思います。執拗なまでに付け回され、カメラや双眼鏡を向けられたことを警察に相談しても、取り合ってもらえなかったのだと言います。

さらに、ブログ中で「記事に関しても、子どもにモザイクをかけていれば掲載しても問題ないというのは私には理解できません」とあるように、お子さんも盗撮されたのだと言います。

同様の被害は、他の芸能人も訴えています。俳優の賀来賢人さんも、

「盗撮するのは100万歩譲って許します。しかし、もし次、私の子供を盗撮した記事を例えモザイクをつけたとしも、載せた場合、私は本当に怒ります」
――ねとらぼエンタ:賀来賢人、写真週刊誌による“子どもの盗撮”に警告 「私は本当に怒ります」「もうやめてくれませんか?」 より ※原文ママ

と強い憤りを表明していました。

芸能人は公人とも言われますが、子どもは無関係。大切なお子さんが盗撮されたら、誰だって強い怒りを覚えるでしょう。