3人のお子様たちの学校の中休みが終わり、公務を再開されたキャサリン妃。英国ではもうすっかり秋、もしくは冬ともいえる装いでした。全身キャメルのワントーンコーデが印象的でしたが、そういえばここ2年でキャサリン妃ファッションにキャメルが増えているんです。すでに4度着用されたコートもあるほど。40歳を迎えられて以降は、華やかなスタイルだけでなく、落ち着きのあるスタイルへとシフトもされています。

私たち日本人も大好きで、肌馴染みの良い色、キャメル。
キャサリン妃がどんなデザインのキャメルコートを選び、着回しをされているかをご紹介します。しかも、年々新たな着こなし方に挑戦されていることもわかります。

これからの季節にちょうど参考になる、キャサリン妃ファッションをご覧ください。

 

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最新キャメルコーデは、こなれたリラックス感&セクシーに

【キャサリン妃コートスタイル】ワントーンコーデを地味に見せないテクニック集_img0
2022年11月3日、ノースヨークシャーのスカボローを訪問。キャメルコート ¥94600/マックス&コー キャメルのドレス/ガブリエラ・ハースト メッシュのベルト $85/ボーデン ピアス/アクセサライズ バッグ ¥49500/デメリエー・ロンドン 靴/ラルフローレン 写真:PA Images/アフロ

この日初めてお披露目された、キャメルのロングコート。テーラードにシングル、ウエストは絞りが入っていて女性らしいシルエットのデザイン。実は共布ベルト付きですが、キャサリン妃はシルエットの美しさを生かし、ベルト無しで羽織られています。
ブランドはマックス&コー。他にもピンクのロングコートをお持ちになっていますが、今回はよりベーシックで、ブランドの定番人気デザインを選ばれました。ここからもキャサリン妃スタイルがシックになっていることがわかりますね。

中にはニットのワンピース、ウエストにはメッシュのベルトをプラスして、アクセントに。パンプスもお洋服と繋げるように同系色を。バッグとベルトで色の濃淡をつけていることで、全体がのっぺりと見えることなく、キャメルが引き立ち、上品コーデの完成です。

デザインがシンプルになれば、より女性らしいシルエットにこだわりがあるキャサリン妃。コートのライン同様、実は中にお召しのドレスもかなりボディにフィットするデザインでした。

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キャメルのドレス/ガブリエラ・ハースト メッシュのベルト/ボーデン ピアス/アクセサライズ 写真:PA Images/アフロ

全身での画像でないのが残念ですが、これがそのワンピース。見事にコートと合った上品なキャメル色に、上質のニット素材。タートルネックに長袖、ミディ丈のワンピースは、フレアースカートではありますが、いわゆるボディコンシャスなもの。

ゆったり目サイズを選んで着るのもありですが、キャサリン妃はやはりジャストサイズ! ベルトでウエストマークをして、ボディラインの美しさを強調されています。

髪の色がブルネットとダークカラーなので、キャメルと品良くマッチし、相性が良いと言えるでしょう。私たち日本人にも同じことが言えます。
 

キャメルのコートデビューは2年前! 黒+レオパード柄と定番カラー・柄でメリハリコーデ

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2020年1月22日、ウェールズの首都カーディフのチルドレンセンターを訪問。 コート/マッシモ・ドゥッティ レオパード柄スカート/ザラ ネックレス/ダニエラ・ドレイパー ブーツ/ラルフ ローレン 写真:ロイター/アフロ

初めてキャメルのコートを着用されたのが、この時。まさに40歳のお誕生日を迎えられてすぐ、2020年1月末に、ZARAの姉妹ブランド、マッシモ・ドゥッティのダブルのテーラードコートを披露されました。ベーシックカラーで落ち着きのある色、マニッシュなニュアンスがあるコートに、当時新鮮さを感じました。

中に黒のタートルネック、ブラウン×黒のレオパード柄のプリーツスカートを合わせて、秋らしいコーディネートでした。定番ベーシックカラーや柄とのコーディネートなので、もちろん間違いなく合っているし、秋冬らしい基本的コーデとも。真似しやすいだけでなく、既に私達もやっているスタイルかも? 老若男女にわかりやすく、親近感のあるファッションがお得意な、キャサリン妃らしいスタイルです。

同系色のワントーンコーデに進化。シック&エレガントな着こなしに

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2021年3月18日、ロンドンの救急ステーションを訪問。キャメルコート/マッシモ・ドゥッティ キャメルのスエードクラッチ/メティエ シトリンのピアス/キキ・マクドノー スエード靴/ジミー チュウ マスク/アマイアキッズ 写真:代表撮影/Eyevine/アフロ

翌年再び同じコートを着回しされたキャサリン妃。この時は、コートを中心にお洋服の色を合わせて、ワントーンのスタイルにされています。一見シンプルなので簡単そうにも思えますが、キャメルのワントーンを品よく着こなすのは、実は難しいんです。
キャサリン妃の場合は、コートを中心になるべくコーディネートのアイテムを減らすべく、インナーがチラリと見えているだけ(笑)。それにクラッチとパンプスを、同系色だけど濃いめの色・異素材でアクセントをつけ、グラデーションをつけられています。これがまさに上品コーデの成功理由。

コートをキッチリ閉じて、スカートは見せずに隠されていることで、ドレスコートのようなエレガントな印象にも。むしろボトムに悩んだ時には、これを真似れば簡単で、ロイヤルらしい気品あるスタイルに見えますね(笑)。2度目の着回しは、初回とガラリと印象を変えられたキャサリン妃。さすがです。
 

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【写真】キャサリン妃のZARAジャケットコーデ
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