風の時代の大転換期をどう乗り切るか。そのヒントを毎年惜しみなく授けてくれるのが、オリエンタル占星術の占い師・水晶玉子先生です。空海が伝えた宿曜経を元にしたオリエンタル占星術をはじめ、西洋占星術、そして十干十二支(じっかんじゅうにし)を駆使して占う2023年は、はたしてどんな1年になるのでしょうか? 2022年も残りわずか、水晶先生に来年の開運アクションをお聞きします!
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第1回「当たりすぎて怖い水晶玉子の2022年答え合わせ占い「茂みから飛び出した“虎”が社会を一変させた1年」 」>>
2023年のテーマは「深掘りする」「取り戻す」こと
2022年はオリエンタル占星術で、【浄化と刷新】を象徴する「参宿(しんしゅく)」の年であり、世界や社会を揺るがす大きな出来事も相次いで起こった1年に。2023年は「井宿(せいしゅく)」だそうですが、どんな特徴があるのでしょうか。
「井宿はその字の如く、井戸をイメージ。井戸は深く掘らないと水脈を探し当てることはできません。ですから【深掘りする】【取り戻す】、そんな行動がカギとなる1年です。井戸は毎日水を汲み上げることできれいな水を保つことができますから、【毎日こつこつ反復する】ことも大切になってくるでしょう。
もう少しわかりやすく言うと、【深掘りする】とは、自分の足元や持っているものをさらに突き詰めたり、専門分野を作ること。【取り戻す】というのは、過去に一度手放したものでも再度見直したり、混沌とした中から余分なものを捨てて必要なものだけを丁寧に見定める、というアクションです。ですから、ひとりでコツコツと学んだり、作業したりすることでツキを呼び込みやすくなりますよ」
古いものを整理して、新しい世界を迎える準備を
2023年はオリエンタル占星術だけでなく、十干十二支でも「水」のイメージと縁の深い年である「癸卯(みずのとう)」にあたるそう。2022年の「壬寅(みずのえとら)」の「壬」は海や大河の激しいうねりが特徴でしたが、癸卯の「癸」のイメージは雨や雫で、ささやかで極めて穏やか。
「2023年の『癸卯』は【水を濾過してきれいな飲み水を作る】イメージです。陰陽で言うと、壬が陽で、癸が陰にあたります。2022年に起きた混沌、そこから自分にとって本当に大切なもの、必要なものだけを濾過して、不純物を取り除いていくことが大切。なぜなら、癸は甲から始まる十干の巡りの最後の“気”であり、古いものを整理して次へ進むという意味を持つからです。ただ、濾過はいっぺんにはできるものではありません。『水滴りて石を穿(うが)つ』ということわざがありますが、まさにそんなイメージ。今持っている知識や判断基準なども含め、今後の自分に必要なもの、不要なものを、日々少しずつ仕分けていくといいでしょう。ここでの丁寧な選別が、2025年頃から形になりはじめます」
当たりすぎてて正直怖い…
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