11月22日、キャサリン妃はウィリアム皇太子とともに、訪英された南アフリカ大統領をお出迎えになりました。海外からの要人を迎えるのは、チャールズ国王が即位されて以来始めてのこと。そして国王を支えるべく、代理として大統領を最初にもてなすのが、皇太子となられたウィリアム皇太子とキャサリン妃ご夫妻のお役目です。

そんな重要な外交の場で、キャサリン妃が選ばれたのが、プラム色で統一されたファッション。ノーブルでとても品格漂う装いは、まさに皇太子妃にふさわしいものでした。同時に、この色といえば最近キャサリン妃のワードローブの中で増えている色でもあります。

パープルとワインが合わさったようななんともいえない上品でこっくりした色は、秋冬にぴったりなカラーです。また、我が国の着物にもあるような絶妙カラーということで、私達日本人にも馴染む色なはず。

ここ数年を中心に、キャサリン妃がお持ちのプラムカラーアイテムを、全てご紹介します。
様々なアイテムでこの色をしっかり押さえられていて、まさにキャサリン妃のトレンドカラーと言えるでしょう。

 

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プラム色アイテム①
ドレスコート:エミリア・ウィックステッド

【キャサリン妃コーデ】最近ワードローブに増えているのは、上品で華やかな「プラム色」_img0
2022年11月22日、南アフリカの大統領をお出迎えに。 ドレスコート/エミリア・ウィックステッド 帽子/不明 パールのイヤリング(ダイアナ元妃所有のもの)/コリングウッド クラッチ/マルベリー 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:ロイター/アフロ

こちらが最新のキャサリン妃ファッション。テーラードに太めプリーツがクラシックなミディ丈のドレスコートは、鉄板ブランドのエミリア・ウィックステッドのものです。上半身が似たデザインでスカート部分がフレアーになったものを、色違いでお持ちですが、プリーツスカートは今回初めてで、新鮮です。

ビルボックス型のお帽子をあわせ、全身できっちり感のあるコンサバティブな着こなしをされています。しかし、このプラム色を軸にして、クラッチやパンプスをボルドーと似た系統でなじませ、全身をワントーンでまとめられていることで、とても洗練され、スタイリッシュな印象に。
色にパープル味が加わると、一気にロイヤル感が増し、格が上がるようにも見えますね。
 

プラム色アイテム②
パンツスーツ:エミリア・ウィックステッド

【キャサリン妃コーデ】最近ワードローブに増えているのは、上品で華やかな「プラム色」_img1
2021年9月29日、北アイルランドを訪問。 パンツスーツ/エミリア・ウィックステッド ゴールドのフープピアス/Liv Thurlwell 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

お次はパンツスーツ。昨年デビューして注目を集めた、これもエミリア・ウィックステッドのものです。ややパープル味が強いプラム色ですが、インナーや小物など全てネイビーと合わされていることで、やはり品格のある着こなしになっています。

他にもグレーなどのベーシックカラーとも相性が良く、単品で着回すことも出来るので、一つあると便利でセンスアップするアイテム、色です。

プラム色アイテム③
セットアップ:オスカー・デ・ラ・レンタ

【キャサリン妃コーデ】最近ワードローブに増えているのは、上品で華やかな「プラム色」_img2
2019年11月15日、ノーフォーク州の小児ホスピスを訪問。 セットアップ/オスカー・デ・ラ・レンタ クラッチ/アスピナル・オブ・ロンドン 写真:PA Images/アフロ

パンツスーツと似た色の、今度はセットアップです。
ウールでツイードのような素材感なので、より落ち着きのある雰囲気にも見えます。小さな襟に、ペプラムのジャケットと、タックを取りふんわりさせたスカートなど、フェミニンで甘さのあるデザインが、ここまでの二つとは異なります。そのため、これも単品でコーディネートをした場合にバリエーションが効きますね。

色の系統は同じでも、素材やニュアンスが異なるものを選ばれているところが、さすが着回し上手のキャサリン妃です。

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【写真】キャサリン妃&ダイアナ元妃が愛用する「シャネル」のバッグとジャケット
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