こんにちは、エディターの昼田です。

先週の記事にたくさんのコメントをいただきありがとうございます。「役目を与えた服は、必ず果たしてくれる」というのは、私だけに起こっている特別なことではなく、誰しもが無意識のうちに経験していることなんですよね。すべての人に等しく働いている、服の力なのです。

”変わりたい”はクローゼットに現れている。小さな違和感を見逃さないように【エディター昼田祥子さん】_img0
パンツ/ロエフ

服はとても素直です。
持ち主に対して、とても忠実です。

 

例えば、あなたは新しい会社に入社した。そこで部署も肩書きも与えられなかったら、毎日出勤してもどこで何をしたらいいか分からないですよね。けれど、「営業部に所属する、営業事務」という役割が与えられたら、任務を全うするでしょう。それと同じなんですよね。

あなたにはこういう働きをしてほしい。服と契りを交わしてクローゼットに招き入れたものは、必ず答えてくれます。だから曖昧な役割を与えないように。なんとなくいいと思って買っただけでは、「なんとなく持っている服」になってしまうから。

断捨離前の私は「これいいかも!」と軽い気持ちで買っていましたが、今はどのくらいの期間、どんなふうに着たいか、という意志が明確になりました。

■ 毎日でも着たい、仕事もオフも着られる服
■ 月に1〜2回着るくらいだけど私を思い切り上げてくれる服
■ いつかのなりたい未来の私が着ている服

のようにね。

さて、そんな私のクローゼットに訪れている変化が今日の本題。


それは今年の秋、突然やってきました。

「あ、違う!」

触ってみると「縁が切れた服」って分かるんです。心が微塵も動かないから。これまでにもあったのですが、今回はその量がとても多くて。正直なところクローゼットごと丸ごと手放していいかと思うくらいの違和感を感じたんですよね。つまり、手持ち服一掃!(笑)

その時思ったんです。

「あ、私、変わりたいんだ」って。

”変わりたい”はクローゼットに現れている。小さな違和感を見逃さないように【エディター昼田祥子さん】_img1
違うなと感じた服を、とりあえず並べてみたら……もっともっとあったんですけどね。

一掃してしまうと明日着る服に困るので、さすがにやめましたが、自分の中にある「変わりたい気持ち」を静かに受け入れました。じゃ、次に何が欲しいの? 残念ながら買いたいものに出会えず、今年の冬は人生で一番、服を買っていません。ここ最近コーディネートをお見せしていないのもそれが理由です。ごめんなさい!

買いたい気持ちになるまで無理して買わない。
焦らない、焦らない。

自分に言い聞かせながら過ごした3ヵ月。ようやく最近、これやってみたい!という気持ちになったのが、新しいヘアスタイルでした。

”変わりたい”はクローゼットに現れている。小さな違和感を見逃さないように【エディター昼田祥子さん】_img2
カットの途中ですが、これ今週のこと! よく髪型を変えると服が似合わなくなるという話がありますが、それは本当。だから私の場合は、季節の始まりなども、服を買うよりまずは髪型を変えるようにしています。

雑誌で見かけた「ウルフカット」。昔失敗したトラウマがあって、絶対にやりたくないと思っていたけれど、なぜか心惹かれたんですよね。やってみたら何かが変わった気がした。
さぁ、次は服。


一体何がクローゼットに入るのか、自分でも分かりません。
せっかく出来上がった自分スタイル。断捨離を経て生まれたマイルール。すべてを白紙に戻して、もう一度自分のスタイルを作るタイミングだなと感じています。ずっと同じことをし続ける方がラクだけど、ときには勇気を持って安全圏を脱出することも必要。

もっと軽く。変わり続ける私でありたいなと思います。
 

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撮影・スタイリング・文/昼田祥子
構成/出原杏子
 

 

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