こんにちは、エディターの昼田です。

「服を減らしても、服を買い続ける私」でいい。自分がラクでいられる「呼吸できるワードローブ」_img0
シャツ/ローベリイテアンドシーオー パンツ/ロエフ サンダル/ユニクロ

今のワードローブの大半が、2年以内に買ったもの。5年以上着ているものなんてほんのわずか。断捨離が終わった2018年からごっそり中身は変わっていますし、かなり新陳代謝を繰り返していることになります。

 

服を減らしても、買い続ける私。

以前は「あぁ、また服を買ってしまった……」と買ったそばから罪悪感に苛まれていました。なんでこんなに飽き性なんだろう、と自分責めをしてしまうわけです。

そんなときは必ず「他人軸」になっています。自分の内側を掘ってみると、断捨離に対する「思い込み」があって、それらが「正解」になっていることに気がつきました。

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例えば
■断捨離した人は、洋服を長く大切に使っている
■断捨離した人は、モノをしょっちゅう買わない

こういう「思い込み」に自分を当てはめようとするから、罪悪感を抱いていたわけです。
いやいや、そんなことないでしょ、と。一般論はそうかもしれないけれど、自分がラクになれる考え方をしたいなと思ったんです。

そこで
■断捨離した人は、洋服と濃密に付き合っている
■断捨離した人は、モノを買っても排出できている

と、上書きしてみたんです。

私にとってはどれだけ洋服と長く過ごしたかという「期間」よりも、どんなふうに洋服と過ごしたかという「密度」の方が重要。週にたくさん着る服もあれば、一度も着ないでただニヤニヤして眺めるだけの服もありますが、一枚一枚に「ワードローブでの役割」を与えて丁寧に向き合う。それから、できるかぎりホームクリーニングをして洋服に負担をかけず、きれいな状態でいさせてあげたい。

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使用しているのは中田ハンガー。ハンガーにこだわるのも、美しい状態でいてほしいから。

そして、新しいものを買うことで自分を責めないように。吐いて(捨てる)、吸う(入れる)ことができるワードローブは「呼吸できるワードローブ」。とても健康的なのだと捉えています。買ってばかりの過呼吸なワードローブは問題だと思うけれど、不要なモノを排出できるならOK。

服が好き。服を買うのも好き。
そんな自分を責めないでいられるように、「洋服との付き合い方」も私らしくあっていいのだと思っています。


次回に続きます!
 

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撮影・スタイリング・文/昼田祥子
構成/出原杏子
 

 

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