2022年8月から小学生の息子と一緒にカナダのバンクーバー地域へしばらく移住をすることにしたファッションエディターが発信。母子留学を考え始めたきっかけから出発当日までの準備、渡航後は現地の学校や暮らしをリポートする連載です。今回は、最近息子の英語が成長していると感じた出来事について書きます。

 

関連記事
【小学生のカナダ留学】日本で感じていた息子のデメリットが、カナダではメリットに!>>


散々「ゲームばかりしないの!」と叱ってきたのに、なんとゲームが英語の成長にひと役買うなんて!

ゲーミングPCで友達と「Fortnite(フォートナイト)」をやっている最中の息子。

ここ何年か、息子はオンラインゲームの「Fortnite(フォートナイト)」にハマっています。パソコンやNintendo Switchでプレイでき、オンラインで会話しながら戦うゲームです。以前はNintendo Switchでプレイしていたのですが、最近ゲーミングPCでのプレイを始めました。息子は、念願の“PC勢(ピーシーぜい)”=パソコンでプレイする人、になれたと喜んでいます。

関連記事
「うちはゲーム禁止!」から一転。フォートナイトにどハマりした父が感じた「子どもにゲームはNG」の誤解【小籔千豊さん】>>


ある日、息子がクラスメイトとフォートナイトを一緒にやる約束をしてきました。ヘッドホンをつけているので、お友達の声は私には届いてこないのですが、息子は英語の単語を発したり、奇声を発したり(笑)しながら、いつも通りに楽しんでいるようでした。“英語でプレイすること”は息子にとって壁にはなっていないように感じました。

それ以来、フォートナイト好きの友達の輪が広がり、毎日のようにオンラインでプレイするように。1ヵ月くらい経ったころ、ふと息子の部屋から聞こえてきた英語に私は驚きました!
「一緒にプレイしているこのアカウント名って誰?」「みんな、○○やろうぜ」「みんな、後ろ気をつけて」など、英語ネイティブのお友達にも理解できるような“文章”で喋っていたんです。

おそらく、学校のELL(留学生向けの英語のレッスン)やオンライン英会話レッスンで習った文章をゲームで使ってみたり、Google翻訳で調べた単語を使ってみたりなど、ゲームがアウトプットの場になっていたのかと思います。

ゲームのやりすぎはよくないかもしれませんが、頭ごなしにダメというのも良くないなと反省した次第です。それにしても、子供の吸収力には驚かされます。私も英語の勉強、頑張らねば……。
 

【海外移住のスーツケースの中身】1年間の生活のために持ち込んだ親子2人分の荷物とは?
▼右にスワイプしてください▼

構成・文/高橋香奈子

 

前回記事「「久しぶりのハワイも実現しやすく!」アメリカ入国最新状況まとめ。ワクチンは?陰性証明書は?日本帰国時は?」>>