どんなドラマや映画でも、キャストにその名前があったら安心。繊細で奥行きのある演技で作品全体の見応えを上げてくれる存在が、俳優の黒木華さんです。現在公開中の映画『イチケイのカラス』では、超ロジカルなエリート裁判官を熱演。2021年に放送された連続ドラマ版から続投する竹野内豊さんや、劇中で新たにバディ役となる斎藤工さんとの化学反応も大きな見どころ。
今回は、作品や役柄に対する愛情や、撮影を通して得られた刺激、結果を出し続けるための「仕事との向き合い方」を語ってもらいました。

 

黒木 華
1990年3月14日生まれ。大阪府出身。2010年、NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」でデビュー。16年「リップヴァンウィンクルの花嫁」で映画単独初主演。同年のTBS系「重版出来!」で連ドラ初主演。15年、16年、21年に日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。主な作品は、22年映画「余命10年」、22年テレビ東京系主演ドラマ「僕の姉ちゃん」など。今年は、「ヴィレッジ」や主演映画「せかいのおきく」など待機作多数。

 

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【写真】黒木華、完成披露試写会で魅せた真紅のドレスが女神
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