物心ついたときから、自分の髪質にコンプレックスがあり、思い通りの髪型になったことは一度もなかったエディター。なのに40代になってから髪を褒められるようになりました。その理由と、ズボラでも続けられているヘアケアアイテムを紹介します。
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10代の頃の髪悩みは「三つ編みが太すぎてかわいくない」「ポニーテールがまさに馬の尻尾のように逞しい」
私の「髪悩み」は物心ついたときには、もう始まっていました。小学生のとき、同級生が三つ編みをすると細くて可憐な“おさげスタイル”になるのに、私がすると、三つ編みが太すぎてどうやってもかわいくない。かといって、ポニーテールをすると、毛量が多すぎて、リアルな馬の尻尾のようになってしまう。
髪の毛１本１本も太いので、サラサラで柔らかな髪質に強い憧れも持っていました。中学生になるとその思いはさらに強まり、髪がサラサラになるという謳い文句のヘアケアアイテムがあればすぐ手に取って「これで私も……！」と期待するけれども、結局毎回、理想の髪質にはなれないままでした。
20代、30代の頃の髪悩みは「広がって頭が大きく見える」「好きな髪型にしても決まらない」
20代になり、自分でヘアサロンを探せるようになり、ヘアカタログに載っている好きな髪型にしてもらおうとトライしましたが、仕上がりの姿を見ると、イメージとはまるで違う……の繰り返し。髪が広がるからと髪をすいてもらっても、パサパサになり、余計にまとまりがなくなる。巻き髪スタイルが流行っていたころには、私がやると頭が余計に大きく見えるだけでした。
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40代になって、多すぎて太すぎる髪型が意外にもメリットに変化！
これまでずっと自分の髪質に、そして髪型に悩んできたのに、先日ヘアアレンジの記事をつくったら、意外にもこのコンプレックスの塊の髪を褒めていただいたのです。ずっと「毛量が多い＝扱いづらくて大変」だったのに、年齢を重ねたことで、「毛量が多い＝豊かな印象」に変わったようです。40代になり、この変化に気づいたことで、私の「髪型（髪質）コンプレックス」もだいぶ薄れてきました。
髪自体は変わっていないのに、まさか年齢で“受け取られ方”が変わるとは、本当に驚きです。
髪が多い40代、手入れが楽な髪型とは？ やってはいけない髪型は？
ちなみに、これまでずっと「髪が多い、太い、広がる、うねる」ことに悩み、いろんな髪型にチャレンジしてきましたが、40代の今、手入れがしやすいと感じている髪型はロングヘアです。年齢を重ねると、髪の毛を短くする人が多いので、私もその考えを当然のように思っていたのですが、むしろ髪を伸ばすことで、その重みで、髪が浮いて広がることがないため、ブローをしなくても、髪がまとまりやすくなりました。
反対に、私の場合、これまで失敗してやらなければよかったなと感じているのは、顎より短いボブやショートヘアです。髪が短いと、うねりをストレートアイロンで抑えないと、髪の毛がまとまらないため、どうしても朝の支度に時間がかかってしまいます。そして、髪の毛が短いと広がりを抑えるのも難しい。
ロングヘアなら「どうしても髪型が決まらないときは、結んでしまえばOK」と逃げ道があるのでラクチンです。
一般的には、髪の毛が長いとコンサバな雰囲気、髪の毛が短いとおしゃれな雰囲気と受け取られることもありますし、40代以上にはショートやボブ、ミディアムヘアが人気かもしれませんが、私のように、髪が多くて悩んでいらっしゃった方は、ぜひロングヘアも検討されてみることをおすすめします。
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【写真】ロングヘアが素敵な世界のプリンセスたちのヘアカタログ
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1 写真：REX/アフロ
2.3.5 写真：The Mega Agency/アフロ
4.7 写真：代表撮影/ロイター/アフロ
6 写真：ZUMA Press/アフロ
8 写真：Best Image/アフロ
「40代・50代でロングヘアは老ける？痛い？」そんな思い込みを覆す「美しい世界のプリンセス」の髪型＞＞
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