どんなに寒くても、雪でも、程度の差はあれど、きちんと感のある服装が求められる仕事服。寒さや雪への安全性を考慮しつつ、カジュアルには見えない服装とは? 東京から寒い地域に移り住み、雪の日のファッションのコツも掴んだファッションエディターがリアルな着こなしテクニックを紹介します。

 

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「オフィスカジュアル」とは? 寒くても、雪でも、きちんと見える仕事服を着なければならない現実


まず最初に、仕事服のドレスコードについて。
ここ数年のカジュアルブーム、そしてコロナ禍によるリモートワークの影響で、職種によりますが、以前よりも全体的に仕事服のドレスコードは緩まってきました。その影響で最近よく耳にするようになったのが「オフィスカジュアル」です。

「オフィスカジュアル」とは、“職場に相応しいカジュアル感のあるスタイル”のこと。フォーマルスタイルに比べて「オフィスカジュアル」には、絶対にこうしなけれなならない、というようなルールがありませんが、以下ように考えることができると思います。

・スーツなどのフォーマルな仕事スタイルを少しカジュアルダウンした服装
・一緒に働く人や取引先の人にとって好印象な雰囲気や清潔感はキープしているスタイル
・職場の雰囲気から浮かない

これらのポイントは押さえつつ、防寒や雪対策ができる仕事服を考えていきます。
 

雪の寒い日にいちばん重要なのは、靴選び。パンプスでは寒いし、危ない!

気温はマイナス、しかも雪。でも「きちんと見えたい仕事服」の正解【真冬のオフィスカジュアル】_img0
 
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雪でも滑らないように靴底に凹凸があるデザイン。靴自体にも防水レザーが使われています。ブーツ/ソレル

仕事服と言えば、パンプスやきれいめのフラットシューズが定番ですが、雪の寒い日には「素足が出ない」、「滑らない靴」が必要です。そしてできれば、防水や撥水加工が施されているものがおすすめ。靴底がツルツルの靴を履いていってしまった日は、滑って危ないです。滑らないように気をつけて歩こうとすると、通常より時間もかかり大変。安全のためにも、靴底に凹凸があり、グリップ力のあるものを選びましょう。

個人的なおすすめは、黒のショートブーツ。すっきりとしたトウのタイプを選べば、カジュアル感も抑えられます。パンプスのように素足も出ないので、防寒効果もあります。

会社のドレスコードなどでショートブーツはカジュアルすぎるという場合は、少し荷物になりますが、会社についたら履き替える靴を持参することをおすすめします。それくらい雪道を歩くには、適した靴選びの重要性を感じています。
 

ボトムはきちんと見えるセンタープレスパンツ。泥はねが目立たないダークカラーが便利


寒さ対策をするなら、やはりスカートよりパンツが便利。雪道では泥はねの心配もあるので、黒やネイビーなどのダークカラーが安心です。
 

社内で暑くなったらすぐ脱げるのが便利。パンツの下にレッグウォーマーで“密かに”防寒対策するテクニック

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靴下/ラルフローレン レッグウォーマー「復元ウォーマー ショートレッグ」/ルーヴルドー

私が寒い雪の日にパンツを選ぶ理由は、ほかにもあります。
それは、こっそり防寒の仕込みができるから。パンツの下には、ソックスに加え、レッグウォーマーをはいているんです。

長時間屋外で過ごす日なら、パンツの下にユニクロの「ヒートテックウルトラウォームレギンス」「ヒートテックコットンレギンス」をはきます。ですが、外を歩く時間があまり長くなく、電車での通勤、そして通勤後はオフィスで過ごす時間が長いなら、レギンスでは暑くなってしまうことがあります。その点、レッグウォーマーなら簡単に脱ぐことができます。

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ちなみに、パンツの下はこんな感じになっています。

ドレスコードが厳しく、足元はストッキングやタイツのみという場合も、寒い通勤中だけでもレッグウォーマーがあると防寒できますよ。

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