ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。
相変わらず寒い毎日ですが、雑誌の世界は5月号の撮影真っ盛り。実際は「#極寒ロケ」ですが、少しでも春を感じられる誌面になるよう、美しい光を求めてこの日も早朝から撮影してきました。
そんな日に選んだボトムスは、名品と評判のこれ!
コルピエロのジョガーパンツです! 私がはいているのは伊勢丹新宿店限定のウール素材の冬バージョンですが、定番のとろみがあるジョーゼット素材のもの、薄手ウール素材のもの、などいろいろなバリエーションがあり、どれも大人気ですよねー。
これ、なんといっても素材感とシルエットが本当に絶妙! スポーティなんだけどきれいめで、とてもはきやすい! 決してだらしなく見えない、大人のためのジョガーパンツです。
あとはやはり、裾センタースリットが人気の秘密。
私はこの日、ボリューム感のあるレースアップブーツを合わせましたが、裾スリットのおかげで足首部分に不要な“布の溜まり”ができず、すっきりシルエットに。
スニーカーやフラットシューズと合わせても、このスリットのおかげでバランス良く。丈をお直しする必要もありません。助かる!
この日のコートはこんな感じ。いくらこの名品ジョガーパンツがきれいめデザインだといっても、例えばダウンとスニーカー、みたいなコーデだと、ご婦人のご近所コーデに見えてしまいがち。やはりここは、ウールのコートとレザーのレースアップブーツで、ミックススタイリングにしました。大人の安全策。
そうそう! この撮影現場で、極寒ロケのプロであるロケバスのドライバーさんに、「寒さ対策のフル装備を100%とすると、今日の着込みっぷりは何%ですか?」と聞いてみました。すると「毎年2月中旬が寒さのピークなので、今日はまだ70〜80%って感じ。でもまあ、風さえ強くなければ、大丈夫ですよ〜」と明るくおっしゃるではないですか。
それに引き換え、私といえば1月上旬のロケから、自分的寒さ対策のフルフル100%でやっております。着込みっぷり100%。あとはカイロを背中と腰に貼るしかない。っていうか、要は、やるしかない。(静かに腹を決める。)いつだって最後は気合いです。すごく寒いのは……あと1ヵ月半くらいですかね!! くれぐれも体に気をつけて、婦人同士で励まし合いながら、頑張りましょうね〜。
エディター発田美穂さんの「私服コーデ」をまとめてチェック!
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