CAとして働きながらも「子どもを産んだら他の仕事を探さなくては」と思いこみ、英会話講師から100円ショップのアルバイトまでさまざまな挑戦した三橋さん。第二子の産休・育休中にWEBデザインの学校に通い始めます。困難を乗り越え、ついにWEBデザイナーとして仕事を始めますが、同時にCAの仕事も大好きだと改めて実感し……?

仕事で多忙な母親は“家族に迷惑”...?窮地で気づいた「自分を縛る思い込み」とは_img0
 

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WEBデザインの仕事にのめりこんだことで、スキルが鍛えられていくと同時に、CAの仕事の魅力も再確認した三橋さん。そんな時、再び転機が訪れます。航空需要が回復傾向になり、CAの復職が決定したのです。

「CAを辞めたくない……咄嗟にそんな考えが浮かびました。でも小さな子が2人いて、宿泊があるCAは無理だろうとも思いました。幸いにもWEBデザインの仕事に全力で取り組み、メールや電話、締切に誠意を持って対応し続けていると、『新米だけど三橋さんなら信用できる』と言っていただき、仕事を紹介してもらえるようになっていました。卒業したスクールからは、受講生とコミュニケーションをとるトレーナーとして仕事をしてみないかと提案いただき、それも少しずつ始めていたタイミングでした。もうCAは辞めてWEBデザイナーとして頑張っていこう。家族にこれ以上迷惑をかけられない。そう思いました」

そのことを夫に相談した三橋さん。しかし返ってきた答えは意外なものでした。

「好きなことを仕事にできる環境があるのはラッキーだよ。両方続けてみたらどう? 応援するし、サポートするよ」

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「子どもが生まれたらCAを引退しなくてはと思いこんでいたけれど……」2児の母がゼロからプロへ!
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