2022年8月から小学生の息子と一緒にカナダのバンクーバー地域へしばらく「親子留学」をすることにした編集者が発信。半年ぶりに息子と2人で一時帰国しました。そこで感じた、カナダと比べた日本の魅力、そして残念に思ったことをまとめます。

 

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日本のいいところ① ご飯がおいしい!

日本でいちばん食べたかったものはやっぱりお寿司! カナダでもサーモンのお寿司は美味しいのですが、マグロはやっぱり日本のものが絶品。

これはよく聞くので、まったく意外性がないと思いますが、やはり日本で食べるご飯はおいしいです。チェーン店で食べられる数百円の牛丼でさえ、おいしくて噛み締めて食べました。
 

日本のいいところ② 安くてクオリティの高いものが多い

便利グッズには、日本の“痒いところに手の届くサービス”精神が詰まっていると思います。これは100円ショップで買ったもの。

安いと感じるものはたくさんありますが、なかでも日本の100円ショップは本当にすごい! こんなにクオリティが高いものが100円程度で買えるなんてと改めて感動してしまうほど。カナダでは、日本の100円ショップで売っている商品が300円程度で売られているのですが、それでも安いと感じてしまうくらいお手頃価格で買えるものはほとんどありません。日本にいるあいだにいくつかの100円ショップをまわる予定です。

ユニクロの服も安いし(海外で買うと1000円〜3000円程度割高)、GU(ジーユー)はカナダにはないし(さっそくパジャマを買いました)、ワークマンで雨や雪の日に使えるアイテムも探したいし……。日本での買い物は本当に楽しい!
 

日本のいいところ③ コンビニがどこにでもあって便利!


これは住んでいる場所によって異なると思いますが、私は東京に住んでいたので、周りを見渡すと、視界の中に必ずと言っていいほどコンビニがあります。徒歩圏内に何軒もコンビニがあることも。しかも多くが24時間営業。お腹が空いたり、喉が乾いたらいつでも買えるし、コーヒーだって数百円で飲める。日本に住んでいたときは、子供が小学校に持っていく雑巾の準備を忘れたときでさえ、コンビニのおかげで助かったことがあります。

カナダに行ってからは、郊外に住んでいることもあって、コンビニはほとんどないし、自動販売機もありません。なので、喉が乾いたときに困らなよう、水筒を持ち歩くようになりました。これは節約という視点ではいいことですね。コンビニは便利すぎて、ついお金を使いすぎてしまうので(笑)。
 

日本のいいところ④ 浴槽に入る文化。銭湯・温泉もある

写真:Shutterstock

お風呂に浸かれるって本当にいいですよね。体もポカポカと温まるし、何よりリラックスできる! 銭湯や温泉でのリフレッシュが手軽にできるのも日本ならでは。カナダの家はユニットバスなので、日本式のお風呂に改造したいと思うくらい、入浴文化が好きです。
 

日本のいいところ⑤手続きがスムーズにできる


カナダで運転免許証をつくったとき、日本の運転免許証の有効期限がまだあるにも関わらず、没収されてしまっていました(そのようなルールだそう)。なので、今回の一時帰国時に、日本の運転免許証を再交付してもらいました。

時間はかかりましたが、手続きはスムーズで、担当の方も丁寧に対応してくれましたし、その日のうちに新しい運転免許証を受け取れました。このような手続きが簡単にできるのは日本の素晴らしいところですよね。

ほかにも、医療サービスが整っているところ、使えるお手洗いがいろんなところにあり、しかもきれいなところ、宅配便がすぐに届くところも魅力です。
 

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