ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。

東京では、平年より10日も早く桜が咲き、公式に春! ですね。でも、そうなったらなったで、これまた急に冷える日が戻ってきたりするわけです。そして翌日はまたポカポカ陽気だったりして。うんうん、この時期ってこういう感じ!

そんな気温が不安定な毎日ですが、佐藤佳菜子さんの衣替え記事を担当したこともあり、すっかり衣替えスイッチが入りまして、主な冬物は片付けてしまいました。いつだって急だな、オイ! でもこのやる気スイッチを逃すまい、と頑張りました。ということで、こちらすでに春物メインでやりくりしております。

展示会周りだったこの日は、こんなスタイルで。マンダリンオレンジの派手派手パンツが主役です。

「派手パンツ」「浮かれバッグ」で見かけは春。でもインナーはしっかり仕込んで寒暖差を乗り切ります!_img0
コート/オーラリー シャツ/アストラット パンツ/ロンハーマン(昨年購入) バッグ/bud 靴/ニューバランス

地厚なオックスフォードシャツと、テロテロのマットサテン素材のパンツ。すっかり春仕様の見かけですが、もちろんシャツの下には長袖インナーを着ています(私は無印良品の長袖綿インナーを愛用)。

 

見かけ的に、もうニット素材はやめたいんだけれど、でも朝晩はまだまだ冷える。そんな今の時期には、シャツやカットソーなど“春らしい”トップスを着つつ、中にはしっかりとした長袖のインナーを仕込む、という方法がおすすめです。

あとはやはり派手パンツの威力! なかなか色ではありますが、そりゃあもう力技で、春気分になれます。同じきれい色でも、パステル系ではなくてエネルギー溢れるビタミン系カラーなので、イヤでも(注:イヤではありません)明るい気持ちに。

そしてもうひとつ、この日の私の浮かれ気分を後押ししてくれているのがこのバッグ!

「派手パンツ」「浮かれバッグ」で見かけは春。でもインナーはしっかり仕込んで寒暖差を乗り切ります!_img1
「派手パンツ」「浮かれバッグ」で見かけは春。でもインナーはしっかり仕込んで寒暖差を乗り切ります!_img2
バッグ:bud

25ans編集部時代の同僚である、林田明子さんがオールハンドメイドで作り出す、「bud」というブランドのバッグです。本当に、本当に可愛い! 手作りならではの温かみ、抜群のカラーセンス、サイズ感、何もかもがお気に入りです。

にしても! この日、新しい季節のおしゃれで過ごしただけで、すごくフレッシュで楽しい気分になるのを実感しました。季節の変わり目っていいですね! 

ただし、婦人の皆さま! 無理は禁物。ダメ、ゼッタイ! だいたい「おしゃれは我慢から」とか絶対に言いませんし、そもそも無理もききませんし、たとえ頑張ったとしても一瞬で体調を崩しますし、そうなると1週間くらい蘇ることができませんので!!! インナーの仕込みはしっかり! でお願いいたします〜。

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構成/幸山梨奈
 

「派手パンツ」「浮かれバッグ」で見かけは春。でもインナーはしっかり仕込んで寒暖差を乗り切ります!_img3
 

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