「丁寧に生きる」ことで幸せに近づく


誤った行動をしないためにも、日頃から私たちは、頭と心を一致させ、さらに自分の心の内をきちんと把握しておいたほうがいいもの。
「思い」というのは、意外と侮れません。「心の在り方」によって、行動や言葉が変わってきてしまうからです。

自分では気づかなくても、心の中に「不安、恐れ」があると、無意識的に自己保身の言動をしがち。たとえば、なにかトラブルが起こったときに、原因を追究し、改善することよりも、真っ先に「私は悪くない!」と言ってしまったり……。
自己と対話していない人ほど、そんな自分の未熟さに気づかないまま、「自分はうまくやっている」と思い込んでしまうことが多いのです。

それだけでなく、「以心伝心」というように、声に出さなくても、自分の心の内が相手に伝わることは不思議とあります。さらに、日頃からどんな心の在り方をしているのかによって、佇まいや雰囲気は変わってきます。
「見えなければ、心はどんな状態でも大丈夫」なんてことはありません。できることなら、自分の心の内をきちんと把握し、整えておいたほうがいいのです。

そのために役立つのは、心に安心感を与える「自分の居場所」かもしれません。
丁寧に生きることで、そんな「自分にとって心地の良い居場所」を作りやすくなるので、結果的に、自己を幸せにしやすくすることもあるでしょう。

つまり、「丁寧に生きる」ことで、「頭と心が一致する」こともあれば、「自分にとって心地よい居場所を作れる」こともあります。その結果、自分らしさを取り戻したり、心の安定につながったりすることがあるのです。

 

忙しい人でも、これだけはやるといいこと


もちろん現代人は忙しい人が多いので、「そんな丁寧な生活なんて、する余裕はない」と思うことはあるでしょう。
そんな人でも、「今に集中し、心を込めた行動をすること」、そして、「自分の心に従い、心地よさを大切に生きること」は、心がけ次第ではできるはずです。
場合によっては、家事は代行サービスに頼んでもいいのです。極端なことを言えば、「自分自身が心地よくて、しっくりする状態」にできていれば、それだけでもいいのです。

私たちはお金を稼ぐこと、働くことだけのために生きているわけではありません。毎日の生活を大切に過ごしたいものですね。

【漫画】心がザワザワするときに大事なこと
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「丁寧に生きること」の本当の意味。単に、丁寧に家事をすることではない_img1
 

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