昨年出演したドラマ『未来への10カウント』や『君の花になる』において、どちらも“聡明だけど少し勝ち気な美女”の役柄がドハマリしていた内田有紀さん。昨年でデビュー30周年を迎え、なお表現の幅を広げることができるのは、大好きな芝居と真摯に向き合っているから。自他ともに認める“準備フェチ”で、4月23日から放映するWOWOWの「連続ドラマW フィクサー Season1」では、人気女性キャスター役を体現するための稽古に励んだよう。

それこそ芸能界には物事を裏から操る“フィクサー”が暗躍してそうだけど……。仕事を通して輝き続ける秘訣を探るべく、普段のこだわりから自己管理術まで、さまざまな角度から話を聞いてきました。

「誰かに利用されていると気づいても、運命と受け入れる」内田有紀を支える鈍感でいる力と実直な準備_img0
 

内田有紀
1975年11月16日生まれ。東京都出身。1992年、ドラマ『その時、ハートは盗まれた』で女優デビュー。近年の出演作にドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ、NHK連続テレビ小説『まんぷく』など多数。WOWOWの連続ドラマに出演するのは2021 年の『華麗なる一族』以来。

 


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【写真】内田有紀、凛とした雰囲気で政界のフィクサーに協力するニュースキャスターを演じる
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