料理家・栗原はるみ「年齢を感じさせないファッション」愛用するバッグと靴

革のスニーカーと、トラッドなローファー

「スポーティすぎず、品がある、レザーのスニーカーが好み。
よくはいているのは、『トッズ』のスニーカー。黒と白の間でさりげなく主張する茶色のライン、このモダンな色のバランスに惹かれました。
ソールに厚みがあるので、小柄な私に合っていると思います。見た目よりも重さもなく、クッション性があってレザーもしなやかなので、はき心地もいい。ジーンズにはもちろん、ワンピースやトラッドなパンツにも合わせやすい一足です」

「ジーンズとともに私にとって基本中の基本のアイテムが、ローファーです。
特によくはいているのがこの２足。『パラブーツ』の「オルセー」というモデルは、長くはき続けることができると聞いて、購入しました。
はじめは表面にワックスが浮いていますが、徐々になじんで上品な光沢が出てきます。
甲にタッセルがついた『セリーヌ』のローファーは、いつもワンピースやスカートに合わせています。どちらもきちんと手入れをしながら、長く付き合っていきたいと思っています」

栗原さんは、カジュアルなものからラグジュアリーブランドまで、幅広くアンテナを広げていますが、一貫して選ぶのは、どれも上品でシンプル、そして飽きがこないもの。
年を重ねるごとに、自分に似合うスタイルがわからなく、つい無難なファッションになりがちな方こそ、「みんなもっとファッションを楽しんでほしい」、と栗原さんはメッセージを送ります。

「“年相応なファッション”って誰が決めたんでしょうね？　ファッションは自由でいいと思います。いくつになっても自分の心がときめくように、毎日のおしゃれを楽しみましょう」
 

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