とどまることを知らない韓国ドラマブーム。その中毒性の高さゆえ、ストーリーにハマるのはもちろんですが……なんと言っても女性を魅了するのは、見目麗しき韓国俳優たち。
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、韓国俳優たちのファッション事情を語ります。
4月28日に“韓国のゴールデングローブ賞”と称されるアワード「百想芸術大賞」の授賞式が開催されました。
今年も数々の話題作や俳優たちがノミネート。映えある「大賞」に選ばれたのは、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のパク・ウンビン、ドラマ部門の作品賞には『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』が選出されました!
そして受賞結果と同じくらい私が楽しみにしていたのが、「百想芸術大賞」のレッドカーペット! 人気女優たちの華やかなドレス姿をチェックするのも、こうした授賞式の醍醐味のひとつです。
今回は、個人的に特に輝いていると感じた3人の女優をピックアップしました。
まるで女神! ソン・ヘギョが見せた圧倒的な存在感
最初に紹介するのは、ドラマ部門の最優秀演技賞(女性)を見事獲得したソン・ヘギョ(41)。
この日のソン・ヘギョは、「avouavou」のフリルのついた袖付きドレスでレッドカーペットに登場。エレガントなロングドレスは、まるで女神のよう。続々と登場する俳優陣の中でも、圧倒的な存在感を放っていました。
ピアスはCHAUMET(ショーメ)のもの。そしてヘアメイクはセンターパーツ×重めのダウンヘアに、ピンク系のポイントメイクを。甘めの雰囲気と神秘的なオーラに、思わずうっとりしてしまいます。
ステージでの堂々とした佇まいもとても素敵で、トップ女優としての貫禄を見せつけたソン・ヘギョ。受賞スピーチの冒頭では「私、賞をもらったよ。ヨンジン」という『ザ・グローリー』内の名台詞のパロディにより、会場中の笑いを誘いました。
※「ヨンジン」は、ドラマ内のいじめっ子役の名前。
これまでも完璧で華やかな女優人生を送ってきたソン・ヘギョですが、ドラマ『ザ・グローリー』の世界的大ヒットは、そんな彼女のキャリアをさらに飛躍させることとなりました。
ライターの私はソン・ヘギョと同じ41歳なので、キャリアにおいても美しさにおいても、心の底からリスペクトしているのですが……。今回の授賞式での美しくてカッコいい姿を見て、憧れは強くなるばかり。これからも一生ついていきます、ヘギョさま!
ミステリアスな妖艶さ! 世界で活躍する中国人女優タン・ウェイ
映画部門の最優秀演技賞を獲得したのは、中国人女優タン・ウェイ(43)。パク・チャヌク監督の映画『別れる決心』での演技が高い評価を受けました。
映画の中でも、慎ましさの中から溢れ出るエロティックさを巧みに表現していましたが、レッドカーペット上に現れたタン・ウェイも、大人の女性の魅力を炸裂。
ダークグリーンのドレスを纏い、妖艶さとミステリアスさをアピール。メイクも、目元を強調したアイラインでとびきりセクシーに。
中国出身のタン・ウェイが、「百想芸術大賞」で最優秀演技賞を獲得するのは、2011年以来の二度目。母国ではないにもかかわらず、韓国俳優なら誰もが喉から手が出るほど欲しいであろう同賞を2度も獲得する実力、お見事です……!
また、MCを務めたスジとパク・ボゴムがタン・ウェイを挟んで撮影したインスタ投稿が話題になりました。なんて貴重なスリーショット!
幸せオーラが眩しい! 仕事も恋愛も絶好調のイム・ジヨン
『ザ・グローリー』のいじめっ子、ヨンジン役で大ブレイクしたイム・ジヨンは、助演女優賞を獲得。最近は同ドラマで共演したイ・ドヨンと熱愛中で、公私ともに絶好調!
「百想芸術大賞」では、弾けるような笑顔とともにレッドカーペットに登場。溢れ出る幸せオーラが眩しかったです。
そして着用したドレスもとても素敵でした。繊細なレースの刺繍が美しい、プリンセスのようなドレスは、イスラエル出身のドレスデザイナー、リズ マルチネスのもの。華やかな雰囲気のイム・ジヨンにぴったりですよね。
以上、「第59回百想芸術大賞」のレッドカーペットの様子の一部を紹介しました。
韓国ドラマや映画で、今最も輝いている俳優たちが集う場でもある「百想芸術大賞」。ドレスアップした彼女たちは、見た目の美しさはもちろんのこと、キラキラオーラと堂々とした風格がとても印象的でした!
百想芸術大賞に集う、今最も輝いている女優たち!
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構成/山本理沙
前回記事「自分らしく歳を重ねたい!『クイーンメーカー』韓国女優ムン・ソリ、48歳の魅力とは」>>
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