ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。
いよいよ気温が上がってきました！ 夏のコーデが大好きなのでとてもうれしいです。そもそも夏という季節が好き、というのもありますが、それ以上に重たい服やぶ厚い服は、体が閉じ込められる感じがして苦手なのです……。なので薄着の解放感がサイコー。今はさすがにまだシャツやジャケットを羽織るとしても、その中はとっととTシャツにしておりますし、隙あらばノースリーブにさえしてしまいたいと思っています。
はい、毎度順調に話は逸れていますけれども、今日はまたまたスカートの話です。先週は浮かれた赤いスカートをご紹介しましたが、今回はシックな黒です！ そして、はい、早速ノースリーブ始めました。
これ、今シーズン新しくデビューした「ミラ ショーン バイ チカ キサダ」というブランドのもの。「ミラ・ショーン」のこれまでのアーカイブからインスピレーションを得たカプセルコレクションで、特徴はちょっとだけ凝ったディテールがプラスオンされているアイテムが揃うこと。
例えばこのスカートも、ベースはシンプルな黒のタイトスカートですが、実はラップデザイン。しかも単なるラップではなく、布がひらひらとドレープを描くようになっていて、ちょっとだけ辛口というか、モードっぽいテイストなのです。
こんな風に、ダルダルぷにょぷにょの二の腕を、特に申し訳なさそうにもせずに丸出しにするノースリーブTとのコーデの日にも。スカートのフロントデザインがちょっとだけ個性をプラスしてくれるから、“ワンツーコーデが地味になる問題”もなんなくクリア。しかも決して奇抜なデザインではなく、あくまでも基本はシンプルっていうのもいい。
それから夏になると大人を悩ませるもうひとつの問題。そう、“トップスインアウト問題”もこのスカートなら心配なし！ だってドレープデザインとベルトがお腹をおしゃれにカバーしてくれるから！ 迷わず“トップスイン”できる、というわけです。
と、これまた話は変わりますが、先日、愛しの中森明菜ちゃんの『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用 4K デジタルリマスター版』を映画館に観に行って来ました！ 上映期間も短く、上映時間も朝9時からの一択、というなかなかハードな条件でしたが、そこは明菜愛で。朝からキャラメルポップコーン食べながら、明菜ちゃんの可愛さに涙し、「難破船」で明菜ちゃんが泣くのをみてまた涙。ただでさえ婦人の涙腺はユルユルなので、朝から感情が大忙しでした。でも見終わった後には謎のすっきり感。何しろ9時スタートの11時終了でしたから、そこから通常営業でしっかり働きました（笑）。みなさんの推し活とは若干様子が異なる気はいたしますが（笑）、でも推しがいるっていいですね！
ファッションエディター発田美穂さんの「私服コーデ」をまとめてチェック！
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