こんにちは! 先日GINZA SIXにある観世能楽堂にて能と狂言を観に行ってきました。銀座での観劇、ということでいつもより少しおめかし(?)しております。

 

スカートは昨年購入したアルディーノアールの黒スカートをチョイス。生地にハリと光沢があるので、“ハレ”の日仕様なアイテムです。観劇に行くなら、まずこのスカートをはこうと決めました。

 

トップスは、いつも羽織りとして着ることが多いリネンシャツを、前を留めて&腕をまくって着てみました。素材感がカジュアルだから、かしこまりすぎず、程よくきちんと感もあって◎。ここでパリっとしたコットンシャツにすると着疲れしてしまう気がしたので、いつもと違う場所だからこそ、心地よさも大事に、を心がけました。

5月に行った沖縄では水着の上に羽織ってビーチシャツにしていたので、本当にシーンを選ばず万能です!

 

足元はきらっと光るメタリックなシルバーのフラットシューズを。最近ザラで見つけて購入しました。バレエシューズほどフェミニンすぎず、リボンのデザインも可愛すぎなくて、久々にビビッときた子。スニーカーやサンダルよりちゃんとしたい日や、カジュアルなデニムとTシャツの引き締め役としても使えそうです。

ちなみに、私が鑑賞したのはこちらの「桑田貴志 能まつり」という公演で、狂言にはTVや映画でもおなじみの野村萬斎さんが出ていらっしゃいました。

画像はHPからお借りしました

以前から能と狂言、さらに落語や歌舞伎、人形浄瑠璃、と日本の伝統芸能は一度生で観たいなと以前から思っていて。といっても、古典芸能に詳しいとかでは全くなく。能と狂言を観るのはこの日が2度目でしたが、能のセリフは、あんまり何て言ってるか分からなくてですね(汗)、でも分からないなかでも空気感を感じるのが大事かなと思って行ってます。

狂言はいにしえのコント、って感じでくすっと笑えるところもあって面白いです。この中では落語(寄席)が一番気軽に行けておすすめで、その話もまたしたいですね。

 

能は「松風」という演目でした。1つの空間で場面を変えながら進行していく能。場面の移り変わりを事前に頭に入れておくといいですよ、という資料も頂けるのですが、正直……さっと読んでも覚えられなくてですね(汗)。そうしたら、今回は最初に桑田さんが登場し、演目のあらすじや場面展開について資料を見ながら事細かに説明してくださり、(これが毎回あるのかは分かりませんが)一気に理解が深まりました!

何より、演者の方、笛や鼓を演奏する方、地謡(じうたい)という謡い手の方、すべての方の所作が、一切の無駄がなく美しいんです。華美な装飾やメイクはなく、動きと音で表現していく、日本らしい美しさを感じました。能ってハードルが高そう……って思う方も多いと思いますが、こんなわけわかんないまま観てる人もいますので、ぜひ何かを感じに行って欲しいです(勝手にPR笑)! 

 

おまけ……もっと銀座っぽい写真を撮った方がいいんじゃない? という友人の提案で、歩行者天国でもパシャリ。思えば銀座のど真ん中で写真を撮るのは人生初かも。東京に住んでると、撮らないですよね(笑)


外は28度超えの暑さでしたが、館内はしっかり空調が効いていて、シャツで正解! お着物でいらっしゃる方もちらほら見えて、私も次は着物を着て観劇したいなぁとも思ったこの日でした。私よりお詳しい読者の方もたくさんいらっしゃると思いますので、おすすめの演目などあればぜひ教えてください。それではまた!

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