似合うタイプの色を着ると健康的に見えるし、シワや毛穴も目立たなくなる!?

診断で使用するパーソナルカラードレープ。各4色ずつある布をデコルテにあてて、肌映りなどを見ていく。

二神:自分に似合うタイプの色だと、肌がパッと明るくなって、健康的に見えるし、リフトアップ効果もあるんです。逆に似合わないタイプの色だと、顔色が悪く、くすんで見えたり、全体的に顔がぼんやりしたり。あとシワや毛穴、シミが目立つなんてことも。

 

はまじ:そんなにも違うんですか!? だったら似合う色を着たいですよね。

二神:そうなんですよ。使わないのは”損”だなと思っていて。ただ、絶対に自分に似合うタイプの色だけを身につけて、と言うつもりもありません。着たいものを着るのがいちばんですから。ただ、なんだかしっくりこなかったときに原因もわかるし、自分自身を素敵に見せたいと思ったときは使えばいんです。

はまじ:似合うタイプは変わることはないんですか?

二神:パーソナルカラー診断は、生まれもった肌や目、髪などの色から似合う色を導き出す理論なので、たとえば日焼けしたから変わるとか、年齢を重ねて変化することはありません。最初に話に出た“イエベ”“ブルべ”と大きくふたつに分けられるので、同じべースの色(スプリングとオータム、サマーとウィンター)のものはわりと似合うことも多いんです。

はまじ:そうなんですね! それで……私の結果は……? 気になります!

二神:はまじさんは「ウィンター」ですね。青味寄りの色が似合うブルーベースで、原色やビビッドな色が得意なタイプです。

はまじに最も似合うタイプ「ウィンター」はこんな色たち。

はまじ:へえ~。本当にパッと目を引くはっきりとした色が多いですね。よく着ている白も黒もある!

二神:白は白でも、雪のような真っ白が似合うタイプ。そして黒はどのタイプも似合わないわけではなくて、ウィンターの方だけが着ると華やかになるんです。仕事柄、たくさん服を着てこられた方なので、無意識でもご自身の似合う色を見極められるのかもしれませんね。

はまじ:ありがとうございます。自分に似合う色がわかって嬉しいんですが、ひとつ気になることがあって。モデルという職業柄、自分に似合う色だけを着るわけではないので……。

𠮷岡美幸(はまじのヘア&メイク担当):はまじはどんな色の服も着こなしていると思うけれど、たまに着替えてフィッティングルームから出てきたときに”らしくないな”と思うことも実はあって。でもそういうときこそ私たちヘア&メイクの出番なの。明るい透明感のある、いつもはまじらしい感じに見えるように、チークやリップの色を変えたりしてるよ。

はまじ:そうだったんだ~。だから、着替えたあとにメイク直ししてくれるんだね。服と私とのバランスを考えて、最終的にメイクで調整してくれていたんだ。ありがとね、美幸ちゃん。

𠮷岡:パーソナルカラー診断に則って、というわけではなく、あくまでも私が見ての感覚的なことではあるんだけど。確かに着ている色で、違って見えることはあるのは確かかも。

二神:まさに𠮷岡さんがおっしゃる通り、メイクでフォローできることもあるし、パーソナルカラー診断はコスメの色にも使えるものなんです。それこそ似合うタイプの色を使えば、消すことはできないですが、シミなどはうまくなじんで目立たなくなるんですよ。

はまじの「ウィンター」タイプに似合う、コスメの色。ブラウンにしてもピンクにしても黄味のない色味が特徴。

はまじ:服だけじゃなくてコスメにも活用できるんですね。確かに知っていると知らないでは、服やコスメの選び方が変わりますね。多くの人が気にする理由が分かった気がしました。

次週はモデルはまじが「ファッション骨格診断」を体験します! 
 

【写真】モデルはまじは何タイプ? パーソナルカラー診断に挑戦!
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撮影/沼尾翔平
 スタイリング/亀甲有希
 ヘア&メイク/𠮷岡美幸
 構成・文/幸山梨奈
 


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