日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、職場のモヤモヤエピソードです。
え!あの人も辞めちゃうんですか?
エピソードをお寄せくださったのは、ITエンジニアとして働くユカさん(37歳・会社員)。
金融機関でシステム開発の仕事をはじめて12年目です。
最近は、どこもDX(デジタルトランスフォーメーション)が大流行。デジタル技術を用いて、業務効率を改善したり新しいビジネスチャンスを生み出したり。大学院でITの勉強をしていたときは、こんなに注目されるようになるとは正直思っていませんでした。
ここ数年、所属しているIT関連部署への注目度は爆上がり。昨年は、担当したシステム改修のプロジェクトが社内報に掲載されました。
困っているのは、最近急に人手不足に陥ったこと。ベテランの先輩一人と、若手社員が二人、チームから抜けることになったんです。一人は人事異動によるものですが、二人は転職。現職に大きな不満はないが別の場所でチャレンジしたいという、前向きな転職みたいです。
もともと転職が多い部署なので慣れているのですが、ここまでくるとチームは大混乱! 上司たちは急遽チーム編成を調整し、人の補充を人事部に掛け合っています。私は担当している新システム開発プロジェクト(成功したら社内表彰間違いなし)の立ち上げ時期でもあり、減った人手の分も働いて毎日残業続き……。そしてこういうときに限って、急なトラブル対応とか、面白そうな案件が出てきたりとかするんですよね。
仕事は好きだけど、ちょっと大変過ぎる! 同僚たちの愚痴や文句も増えました。どうやって乗り切ればいいでしょうか。
「頑張りどき」を見極める
どの業界でも、IT・デジタルは注力分野ですよね。社内でも注目されて、いろんな仕事が舞い込んできて、そして人の出入りが激しい……。読んでいるだけで目が回りそう。ユカさん、お疲れ様です!
忙しさに飲み込まれて心身を損なわないように気を付けて、とまずは声をかけたいです。食事と睡眠は死守してくださいね。何事も、身体が資本です。
その上で、今はユカさんの「頑張りどき」なのではないかと。
【漫画】「え、あの人も辞めちゃうの?」重要プロジェクトを抱えながら、人員減にどう対応する?
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