足の親指の状態がわかる7つのチェックテスト

 


①親指が第二指の下にきますか。

 

②足の裏が笹舟(竹細工のおしぼり載せ)になりますか。
内側がくぼみますか。この形が「正しい土踏まず」を造るのです。

 

③バレエのトウシューズを履く時の足ができますか。
爪先がまとまった形で内側に曲がることが、足の指の骨の大切な調整法になるのです。
立って行うのは難しいので椅子に坐って行ってください。

 

④親指が上に向けて上がりますか。
下の図のように、手の指を使って曲げてもかまいません。親指の先が上に向くかどうかが大切です。

 

⑥開脚して椅子に坐って片足をもう一方の膝の上に持ち上げ、足の指を「ぞうきんしぼり」のようにひねることはできますか。
下の図のように、手の親指を足の親指にかぶせて内側 (親指側) にゆっくりねじります。この時、左手はカカトを支えています。次に下の図のように、右手は少し強めに内側にねじり、同時に左手もカカトを内側にねじります。ぞうきん絞りの要領です。足の裏に絞れたぞうきんのようなしわができますか。
これで26ある足の骨全体の緩み具合がチェックできます。

 

⑦足の裏を手の平(笹舟形にする)でたたいて、ポコポコといい音がしますか。
拍手をしていい音が出るのは、手の平 (掌) のくぼみに音が反響するからです。この場合も原理は同じですが実際にやってみるとかなり難しいものです。まず足の裏は手の平のようにゆるめたり、くぼませたり自由にできません。しかも手と手と違い、手の平と足の裏は形が非対称なので、共鳴するように上手にたたかなければならないからです。足の骨の構造は手の骨に比べて立体的にできています。だから上手にたたけばよく響き、まるで鼓のようにいい音が出るようになります。