エコバッグって本当にエコですか?と言ってしまった日


──芸風としてわりとはっきりモヤモヤを言う方だと思っていたので、見られ方とか、メディア的にどうとか、気にされるというのがちょっと意外だなと思いました。

板倉:意識しない時期を経て、ですよ。やっぱり、思ったことをそのまま言うと仕事に呼ばれなくなりました(笑)。

──呼ばれなくなっちゃったんですね(笑)。

板倉:何か、若い子がたくさんいるお洒落なファッションのイベントにゲストで行ったんですけど、エコバッグの話題になったので、「エコバッグって本当にエコなんですかね」「これ作るならビニール袋いっぱい作った方がよくないですか」とか言ったんです。

 

──あ、それは嫌がられますね(笑)。

板倉:その場にいる人たちが幸せにならないことはもう、言わない方がいいんですよ。

 

──確かに食レポとかで、「甘エビという表現はひどすぎやしないか※」とかいちいち言ってたらちょっと……(笑)。
※インパルスのコントで甘えびというネーミングに物申すネタがある。

板倉:それ、要らないですよね(笑)。ちゃんと、呼ばれなくなりますよ。でもエコバッグのやつも、つっこんで欲しくて言ったんですけどね……。

後編は10月29日公開予定です。

屋上とライフル(飛鳥新社)

 

 

作家としても活躍する板倉さん初のエッセイ集。約5年分の執筆期間を経てnoteへの投稿に、書き下ろしを加えて生まれた本作。板倉節・板倉ワールド全開の内容に、思わず笑ってしまうこと間違いなし。

吉本興業東京本部にある社員食堂で最も人気の高いメニュー「よしもとカレー」と、新潟県の米菓メーカー、(株)栗山米菓のコラボレーション商品「ばかうけ よしもとカレー風味」が、全国のスーパーやドラッグストアなどで発売中!

 

「よしもとカレー」は、2021年11月にレトルト食品として商品化し、販売がスタートしました。また、吉本興業が取り組む地域創生の一環として、全国各地の魅力ある食材とコラボした「地域版よしもとカレー」も発売されています。今回の「ばかうけ よしもとカレー風味」はお菓子との初めてのコラボ商品です。「ばかうけ よしもとカレー風味」は、よしもとカレーの特長である野菜の甘みを感じてもらうため、生地にオニオンパウダーを練り込み、お子様からご年配の方まで召し上がれるよう、実際より少し辛みが抑えられています。

 

 

取材・文/ヒオカ
撮影/日下部真紀