顔を老けさせるのは、まぶたの変化だった

ルーシー・リューは、若い頃は細眉で上のほうにあるけれど、年齢を重ねた今、太めの眉を下のほうに描いて若々しくフレッシュな印象。左:ZUMA Press/アフロ 右:REX/アフロ
「眉で演技をする」とも言われていた名女優、ソフィア・ローレン。同じ年代のポートレイトだが、役柄に合わせ眉メイクでここまで女性像を変幻自在に! 左:Edward Quinn Archive/アフロ 右:Photofest/アフロ

いやまずその前に、全員が知っておくべきは、年齢を重ねるほどに顔立ちが老けて見えるのは、実は“まぶた”のせいだったりすることが少なくないこと。目尻のシワよりもまぶたの変化の方がむしろ問題なのです。
そしてまぶたの印象を変えるのが、実はまぶたそのものではなく、眉だったと言うことにも気づいて欲しいのです。

 

つまり顔立ちを老けさせるのは、まぶたの厚みやむくみ、眼瞼下垂と呼ばれるまぶたのたるみ、あるいはまぶたのしぼみ……これによって目の印象が変わり目が小さく見えたりすること。
ただそれを根本から変えようとすると、保険の効く眼瞼下垂の手術以外は、なかなか大掛かりでリスクの大きい美容整形しかないわけです。だったらいかようにも変えられる眉の位置や太さを変えることによって、まぶたの印象やまぶたの形状を変えていけば良いのではないか、そう考えてみたのです。