たった2つのプロセスで、若返るばかりか、痩せて見える

眉を下めに太めに描くと、若々しく優しい印象に。

まぶたがむくんだように重くなり、目が小さく見える場合は、思い切って眉の位置を下に下げ、同時に眉を太めに描いて、まぶたの面積を減らすこと。これによって何が起きるか? というなら、驚くなかれ、3つの若返り感が同時に得られるのです。

①眉と目を近づけ、目元全体のアイゾーンをひとまとめにして目を大きく見せることにより、若返る。
②まぶたの分量を減らし、厚ぼったさを目立たなくすること、それだけでも 若返る。
③そして、眉の位置を何ミリかでも下に下げ額を広くすることで顔の重心を少し下に下げ、若い頃の顔立ちバランスを取り戻すことで、やっぱり若返る。

 

しかもテクニックとしては、たった2つのプロセス。

①眉の上側を不自然にならないよう2ミリか3ミリ整理して、目立つ眉毛は抜く


②眉の下側には、アイブローやアイブローパウダーで眉毛を足して、太めの眉を描く

これだけでオッケー。頭で考えると不自然に思えるかもしれないけれど、実際やってみると、さほど難しくなく、何よりその効果に驚くはず。

ちなみに私は数年前、眉の位置を上部を2、3ミリ下げ、そして眉の下側で5ミリほど幅を太くしてみました。かなり思い切った刷新。でもやってよかった。まぶたを減らし、下に下げたことで、まさしく顔の重心が下がって、若い頃の顔立ちバランスに近くなったのは間違いないからです。
「痩せたね」とも言われました。

顔の重心を下に下げることで顔下半分の分量が多少とも小さく見え、だから小顔効果が生まれて痩せて見えるのです。いろんな効果が1度に押し寄せる、 眉作りのひと技、ぜひ試してみてください。

ちなみにまぶたがくぼんで見える人は、逆に眉を少し細めにくっきり描いて、まぶたに明るいカラーを塗り、目と眉を離すような感覚を持って、目元全体を明るく見せるようにしてください。 

ミシェル・ヨーは年齢を重ねてまぶたが重くなっているのに、若い頃より、むしろ眉が上の方に描かれていて損をしているかも。左:ロイター/アフロ 右:REX/アフロ
まぶたのボリュームをメガネの縁でカバーしているメリル・ストリープ。 左:REX/アフロ 右:Album/アフロ