ZIPAIR(ジップエア)のフルフラットとは、ビジネスクラス?

画像提供/ZIPAIR

ZIPAIRには2クラスのシートが用意されており、スタンダードシート(エコノミー)以外に、フルフラットのシート(7歳以上が利用可能)もあります。ZIP Full-Flatは、180度リクライニングが可能なフルフラット座席で、半個室状態のようなゆったりとしたスペースがあります。

注意したいのは、一般的な“ビジネスクラス”とは違うということ。座席はビジネスクラスのようですが、サービスはどちらのクラスでもすべて同じ。座席モニターもありませんし、機内食もオプションですし、優先搭乗などの特別なサービスもありません。ですが、だからこそ、10万円程度(路線によって異なる)の驚くべき価格で、ビジネスクラスのようなシートに乗れるんです。

 


ZIPAIR(ジップエア)の機内持ち込み荷物、預け入れ荷物のサイズや重さの制限は? 手荷物は厳しい? 無料で預けれらる?

 

まず機内に持ち込む手荷物について。こちらはひとり2つまで、合計「7kgまで無料」です(サイズ規定:1個目:40×25×55㎝、2個目:35×25×45㎝)。7kg以上を持ち込みたい場合は、追加料金を支払えば15kgまで可能です。

次は預ける荷物、受託手荷物について。
荷物は1個目から有料。ですが、一般的には規定サイズが「3辺の合計158cmまで」のところが多いなか、ZIPAIRは「3辺の合計203㎝以下」と、JALと同じく余裕のあるルール。また、重さも1つあたり最大30kgまでとこれもまた柔軟な設定です。荷物は一人あたり最大5個まで預けることができます。

では、預け荷物のオプション料金を見ていきましょう。

ZIPAIRのサイトより掲載。価格は、アメリカドル表示。

これらの画像は、私がホノルルー東京(成田)間を使用したときの受託手荷物の料金表です。私は「ZIPAIR Point Club Plus」という年間5000円の会員になったので、ZIPAIRポイントの獲得・利用に加えて、受託手荷物を30%割引で購入が可能(Webからの購入のみ)。そのため、30%引きの値段となっています。ZIPAIRを年に何度も利用する人や、一度にたくさんの荷物を預ける人にはメリットがあると思いますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

さて、話を戻し荷物の料金の話です。
東京→ホノルル間は、預け荷物1つあたり28.35ドル(1月23日現在1ドル=約148円で、約4200円)。ホノルル→東京間は1つあたり32.20ドル(約4800円)。※預け荷物の料金は行き先や搭乗時期によって変わります。

「1個目から料金が発生するの?」と思う人もいるかと思いますが、最近ではLCCでなくとも1個目から預け荷物が有料の航空会社もありますし、1個目や2個目は無料だったとしても、3個目はいきなり150ドルです! というような価格設定の航空会社もあります(私の経験談です)ので、そんなに高くはないように感じました。