距離を縮めるのは大切だけど、合わせすぎるのもNG

 がさつな印象  無理な若者言葉を使う

 

最近は、昭和感漂う「おばさん構文」がしきりにメディアで取り上げられているせいか、年下の子とLINEをしたり話したりするときに、若者ぶったがさつな言葉を使う方がいます。ただ、無理をした言葉遣いは相手に伝わりますし、愛ある「おばさん構文」より、よっぽど「イタい」と思われることも。しかも、新しいと思って使っていた言葉が、もう古いなんてことも多々……。

 エレガント  少しくだけつつも、品のある言葉を使う

 

何もカジュアルな会話や年下との会話で、正しい日本語や敬語を使うことが正解ではありません。TPOを大切にして話し方のトーンを合わせつつも、品のある言葉を使いましょう。

 


ここまで、がさつな印象を与える話し方についてお伝えしてきましたが、心当たりがあるものはあったでしょうか? ぜひ、参考にしてくださいね。
次回は、大人が目指したい「日常のしぐさ」についてお伝えしますので、こちらもお見逃しなく!

 

『明日から美人』
¥1705
(C C Cメディアハウス刊)

今回インタビューをした野原 遥さんによる、それぞれの人の中にある「本当の美」を引き出すための体の使い方の本が発売中。「本当の美」を引き出す「正しい姿勢」と「洗練された振る舞い」を、丁寧な図解でわかりやすく解説します。凛とした立ち姿や、流れるような歩き方、ふんわりと重力を感じさせないような座り方のほか、グラスに口をつけたり、バッグからハンカチを取り出したりするときの優雅な所作を学ぶことで、全身から美のオーラが放たれます。誰もが持つオリジナルの魅力を輝かせるための、一生ものの知識が得られる一冊。


写真/目黒智子
ヘアメイク/コンイルミ[ROI]
取材・文/中田絢子
編集/國見 香