2011年「新メンバーへの注目、人気上昇と批判」

2013年11月20日、ロンドンでフォーラムに出席。写真:Shutterstock/アフロ
2015年11月18日、ロンドンで慈善団体の会議に出席。写真:AP/アフロ

ついにご成婚! 世界中が注目した、正規のロイヤルウェディングのあとは、夢のプリンセスライフ……と思いきや、現実は、注目=王室の新参メンバーとして国民からの厳しいチェックが入る日々でもありました。

ダイアナ妃は貴族出身でしたが、キャサリン妃は初の民間出身者。それを生かしたコスパ・ファッションや着回しで、好感度が一気に爆上がりする一方で、スカート丈が短い、おろしたままのヘアスタイルがだらしない、ウェッジソールは王室らしくない、など、実は多くの批判が出ていたのも事実です。

 

特に、強風が天敵の英国では、ひざ上丈のスカートを容赦なく捲り上げたり、ボリューミーでゴージャスなキャサリン妃の髪をめちゃくちゃにしちゃうシーンも多々ありました。その都度、それ見たことか……といった声も。見た目のみならず、慣れない公務にスピーチにも。

やること全てにおいて、王室内外問わず、常に審判が下されるかような日々だったとお察しします。

結婚以来、王室からのサポートがなかったと告白されてたダイアナ妃。そんな母を誰よりご存知のウィリアム王子が、恐らく妻を同じ目に合わさぬよう、常にサポートをし、励まされてきたことと推測します。


2012年「緊急入院と妊娠発表」

2012年12月6日 キング・エドワード7世病院を退院。写真:Shutterstock/アフロ

キャサリン妃にとって、ご結婚後初の緊急入院!!!
ロイヤルウェディングの翌年末、急遽ケンジントンパレス から発表されたのは、キャサリン妃の入院。そして同時に妊娠も発表されました。

直前に、キャサリン妃が初めて公務をキャンセルされたことで、様々な憶測が流れていた中での入院。原因が重いつわりということで、パレス側も、想定外の妊娠発表を余儀なくされた状況でした。

第一子の妊娠ということで、キャサリン妃はもちろんウィリアム王子もこの事態に不安が隠せず、といった状況で、毎日病院を訪れては妻をお見舞いされていました。4日後の退院時には、キャサリン妃以上に嬉しそうな表情が印象的だったウィリアム王子でした。