ブラウスにジャケット1枚(コートなし)で出掛けられる今の季節がとても好きです。お気づきかもしれないのですが、私、「テーラードジャケット」というアイテムが大好き。先週はイベントや初対面の方にお会いする機会が多かったので、ほとんど毎日ジャケットを着ていました。そんな5日間コーディネートを(誰にも特にリクエストされてませんが・汗)まとめてご紹介します!


DAY1 パーティの日の黒スーツとボウタイ風ブラウス

ミモレ3周年パーティの日にあたり、Drawing Numbers(ドローイングナンバーズ)で黒いスーツを新調いたしました。

広告営業時代に買った黒いパンツスーツが家に何着もあるのですが、公開中の髙橋みどりさんの仕事服特集の取材の際に「オーソドックスなスーツこそ、年齢に合わせて新調すべき。20代と同じスーツなど言語道断」との愛あるお叱りをいただき、はい!すぐに!とスーツを探しましたよね。

インナーのブラウスは、立教ミモレ大学のワークショップで、スタイリスト室井由美子さんとナノ・ユニバースのデザイナー大久保佳菜さんと受講生の皆さんとデザインしたもの。ボウタイのように見えますが、実はドレープ。シワにもならず、下着も透けない優秀アイテムが完成しました!
いつもラフな私、スーツで働くことは珍しいため「小さい支配人」と編集長に名付けられました。パーティの裏側でアイロンをかけたり、サイト更新をしたり、電話をかけたり……。身体にぴったりあったスーツは1日動き回ってもラクでした。


DAY2  ミーティングの日のプレッピースタイル


実は先週から「なに着る?検索」が身長別に検索できるようになったんですよ! 使ってみていただけましたか。この日は、そのシステムの最終調整と次の改良に向けた打ち合わせ。PCを持ち歩く必要があったので、リュックにしました。

サイのギンガムチェックのジャケット(この日と同じ)、ウルトラマンみたいな柄のニットベストはビームスボーイ(この日と同じ)、コールテンのパンツはドレステリア(この日と同じ)です。


DAY3  大草編集長の新刊記念イベントは表紙に合わせて


『大草直子のSTYLING & IDEA  10年後も使える「おしゃれの結論」』のサイン本お渡し会イベントへ。紺ブレとデニムは表紙のコーディネートに合わせてみました(全然っ違うな!汗)

トークの中で、「シャツとジャケットの抜け感のある着こなしの話をするかも」と打ち合わせで話していたので、NG例として“抜け感ゼロ”のシャツ&ジャケットの着方をしていたのですが、結局、ステージでいじられる機会はなく、ただの学級委員みたいになってしまった。まあ、そんなこともあります(笑)。シャツのボタンを上までぴっちり留めた着方も嫌いじゃありません。紺ブレはマカフィー(この日と同じ)、デニムはレッドカード。


DAY4 ミモレ大学同窓会の日はセットアップにジャケット羽織り


同窓会には、上でご紹介したボウタイ風のブラウスを皆さん着ていらっしゃることになっていました。華やかな白一色の集まりを想像して、私たちスタッフ側はダークカラーにしようと思いました。

先ほどのドローイングナンバーズのスーツのジャケットをブラウンのセットアップ(アンクスリア・この日と同じ)の上に。
いろいろ試着してわかりましたが、最近のスーツのジャケットって丈が長いですよね(汗)。ドレッシーでカッコいいのですが、私にはちょっと持て余してしまうので、ウエストマークを。
こちらのセットアップ、実は背中が大胆な“貧乏っちゃまスタイル”!! ボスのように背中を出す勇気がなくて、インナーに黒いキャミソールを合わせてしまいました。いつかどこかで1枚で着よう!


DAY5 作家さんインタビューの日は水玉ブラウスを合わせて


この日は憧れの池井戸潤先生にインタビュー。著書『空飛ぶタイヤ』が映画化されるにあたり、1日になんと10メディア以上の取材が。ミモレ以外は男性向けやビジネス系の媒体の記者さんがほとんどだったので、スーツの男性たちに混ざって浮かないように、かつ少し女性らしい装いで、と思いました。

ショールカラーのグレーのジャケット(この日と同じ)と、水玉のブラウス(この日と同じ)で。池井戸先生のポートレート撮影のためのテストシュート。いつも素敵なインタビューカットを撮ってくださるカメラマン横山順子さんに文豪風に撮っていただきました♡
累計170万部突破の大ベストセラー『空飛ぶタイヤ』を始め、ドラマも大ヒットの『半沢直樹』『陸王』『花咲舞は黙ってない』などなど、数々の作品の魅力溢れる登場人物の人物像づくりの秘密についてたっぷりお伺いしました! この日のインタビューは映画公開の6月上旬公開予定です。どうぞお楽しみに!

 

カジュアルな格好が多い私ですが、ジャケットを着ると、シャキッと顔も心も引き締まります。今回はマニッシュなパンツ合わせばかりでしたが、ワンピースやスカートの上にも合わせて、もう少しフェミニンなジャケットスタイルも挑戦したいなと思います。

川端 里恵

ミモレでは主に美容とシステムを担当。身長151㎝。ストリートカジュアル育ちのため、ボーイッシュとプレッピーが大好き♡ですが、本当に学生に間違えられることも……。大人の素敵な女性を目指して日々これ精進なりです。

これまで紹介したコーディネート一覧を見る