●占いは信じたほうが得です


人生には「攻める時期」と「守る時期」がありますが、わたしが脚本家になったのが、まさにその「攻める」最後の年でした。今村先生も目の前で将来を占ってくださり、「あなたは脚本家の道にすすみなさい」と、背中を押してくださいました。

ずっとギアを入れっぱなしで生きることはしんどいし、できません。

わたしは占いを知っていたからこそ、今は馬力をかけるときと意識することができた。占いが「勝負どき」を示してくれたおかげで、運気の波のしっぽをつかむことができたのです。

もし運気のメリハリを知らずにいたら、悩みながらも占い師をつづけていたでしょうし、きっとダラダラと過ごしていたと思います。

占いのおかげで、人生にメリハリがついたのです。

 


●占いで長期プランを立てなさい


わたしが今村先生のもとで勉強した占い、四柱推命は、目先のことよりも人生の大きな計画を立てるときに向いています。

 

人生プランを立てるのはもちろんですが、自分の年表をつくって、過去をふり返るのにも使えます。

たとえ夢や希望があっても、そこにはどういう道筋で、どうやってたどり着けばいいかわからないこともあると思います。目の前の一歩を踏みだせずに「このまま終わるのかな」と逡巡しているときに四柱推命が背中を押してくれるのです。

それは、わたしが占い師をしながら「やっぱり脚本家になりたい」と、空亡期に落ちる直前で一歩を踏みだせたように。いま踏みださないと、この先3年は待つことになる、とか。自分をふるい立たせ、人生のギアを入れるのに四柱推命ほど適したものはないかもしれません。

運気が低迷する空亡期のときだったら、踏みだしても結果は出ないかもしれないけれど、それを覚悟してやってみればいいのです。もし失敗してもやっぱりそういう時期だったと思えば怖くないし、なにか課題が見つかるかもしれません。自分に足りないものがわかったから、この空亡期に努力して勉強しよう、吸収しようと前向きになれると思います。

また、いまは踏みだすべきときじゃないから準備をしっかりしようとか、四柱推命で運気の周期を知っていると、人生を長いスパンで考えられると思うのです。