長女シャーロット王女は、礼儀やマナーも身につけられるロンドンのナーサリー。1学期3050ポンド(約42万7千円)

コート/アマイア・キッズ 靴/ドナ カルメン リュック/キャス・キッドソン 写真:アフロ

一方、長女シャーロット王女にとって最初のスクールはロンドン。ケンジントンパレスから徒歩圏内にある、ウィルコックス・ナーサリーに入園された日の写真がこちらです(2018年1月)。

ケンブリッジ公爵家のプリンセスのために選ばれたのは、読み書きや、算数など高水準の教育に加え、礼儀やマナーなどを身につけさせる伝統的でかつ、アートや音楽など感性を養うことにも強化されたナーサリー。

ちなみに、シャーロット王女が通われたとみられる、午前中(週5日)のクラスの1学期の授業料は、3050ポンド(約42万7千円)です。

こちらも撮影者は、母キャサリン妃。
兄ジョージ王子とは異なり、カメラに向かってモデルさながらのポーズや笑顔を見せるシャーロット王女に、男女の違いを実感しますね(笑)。

勿論ファッションにも注目が集まりました。ワインレッドのニットコートに、同じような赤のメリージェーンの靴。ピンクのマフラーと、大好きな馬の絵が描かれたリュックサックを背負って、高度なレッド×ピンクのカラーコーデをご披露。

私的には、定番であるウールのリブタイツの色を、トープカラーにされているところがニクい!さすがオシャレ上級者ママ!と唸りました(笑)。

 

シャーロット王女はその後、ジョージ王子と同じ学校へ

写真:アフロ

2019年9月、兄ジョージ王子が通われてるトーマスズ・バタシー校にシャーロット王女も入学!
ご兄妹が一緒に登校される姿が見れるなんて、その成長の速さに驚くばかりです。

ジョージ王子の時には叶わなかった、ご両親揃っての入学式がついに実現。しかも4人揃ってです。誰よりも母キャサリン妃ご自身にとって、喜びもひとしお、だったことでしょう。

いつもは、世界中が見守る中でも堂々と、そして笑顔で手を振るプリンセスですが、この日ばかりは緊張気味のご様子!ママの後ろに隠れたり、髪を触ったりと、落ち着かないそのお姿も新鮮。それも成長の証しですね。
一方ジョージ王子は、2年も通い慣れた学校だけに、余裕と貫禄を感じられるお姿でした。

写真:アフロ

既にカラーやデザインがなんとなくは分かってはいても、やはりプリンセスの初の制服姿は超キュートでした。私ならではのチェックポイントは、シャーロット王女のサイズ感!入学式に我が子にこんなジャストサイズの制服というのは珍しいですよね!
サイズにこだわるキャサリン妃ならでは、大きめを買いつつ、お直しでジャストに見せていらっしゃるのでしょうと推測します。

あっという間に二人のお子様が同じ学校に入学。キャサリン妃&ウィリアム王子にとっては、送り迎えが1箇所になり、ひとつ子育てが楽になったことに。とはいえもう1人、お次はルイ王子のナーサリー入園が待っています(笑)。

こうして世代で振り返ってみると、英国の伝統的な価値観や教育法はそのままに、しかし時代に合わせて新たな、ベターな教育法を常に模索されてきたことがわかります。
これも、愛する我が子の未来のため。この思いは、ロイヤルメンバーである以前に、私たちと同様、”親”としての純粋な想いにほかなりません。

しかしながら、成長されるにつれて、重責を担うこととなるケンブリッジ公爵家のお子様たちだけに、今後の学校選びや教育法に、英国民のみならず世界中の興味は尽きません。
 

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

 

前回記事「【キャサリン妃】ダイアナ元妃へのオマージュファッション6選」はこちら>>

 
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