『わたナギ』メイちゃんヘアアレンジがなぜ可愛いのか？ 大人の完コピは危険!?【祝！再放送】

後頭部のボリュームは、あざといくらいでよい！

ただし！
このヘアアレンジの、後頭部のボリュームの出し方は、全人類見習っていいやつです。

この後頭部のこんもり感は、自然とそうなっている風で、まるで多部さんの頭の形が飛び抜けていいように見えますが（もちろん、それもあると思うのですが）、おそらく、内側の根元をあざとく立ち上げていると思う。
やりかたはいろいろありますが、一番簡単なのは、後頭部の髪の内側にホットカーラーを巻いてしまうこと。アイロンで巻いてもいいでしょう。
カーラーがない場合は、後頭部の髪を上に引っ張り上げて、その毛束の根元に温風をかけ、その後、冷風をかけて、その立ち上がりをキープするといいですよ。このひと手間で、めちゃくちゃ頭の形がいい人に見えます。

女の知性は、後頭部に宿ります。
カチューシャやヘアバンドを使ったアレンジのときは、ぜひ、後頭部のボリューム感を試してみてください。
 

ポニーテールは、しっぽを丸めてキュートに

本編でも何度も出てきたポニーテールは、先週お伝えしたとおり、スカーフ＆リボンでゴム部分を隠すテクが今回も出てきました。
それに加えて、ポイントは、ポニーテールのしっぽ部分をふっくら丸めること。これが、普通のポニーテールと一線を画す違いです。

このふっくらポニーテールの作り方は、いろいろ考えられますが、
・最初に毛先を全部内外ミックスでアイロンで巻いておいてから、ポニーテールを作る
or
・ポニーテールを作ってから、毛先部分を数カ所に分けて、内外ミックスでアイロンで巻く
のいずれかで再現できると思います。

ポニーテールをふっくら丸いシルエットにしたいときのコツは、ポニーを作る位置を高くすること。そして、ゴムを結んだあと、その根元をしっかり割ること。（ポニーテールの毛束を広げるように、しっかりひっぱること）
こうすることで、根元がぐっと上に向き、ポニーの尻尾に立ち上がりができます。この立ち上がりからの、ひとつ結びが、ぎゅいんとしたカーブになって丸みができるというわけなのです。
毛先はワックスをしっかりもみこんで、アイロンで巻いた動きを強調しましょう。

最後に。
今回の特別編で、もうこれ絶対ずるいやつ、と、誰もが思った寝起きのちょび結びヘア。あれはもう、寝起きの寝グセというよりは、可愛すぎるヘアアレンジの領域に達していましたね。
コツというほどのことでもありませんが、あれは結ぶ位置を頭頂部の一番高い位置にすることと、結ぶ量を少なめにすることです。このときも、ポニーテール同様、結んだ根元を立ち上げたいので、しっかり根元を割って、毛束を広げてください。

はあーーーー。
ヘアライターとしては、久しぶりに萌えに萌えたドラマが終わってしまいました。さみしい。（関係ないけれど、私も、パールのイヤーカフ、買っちゃいました）

とはいえ、秋クールは、女性が主人公のドラマが多いようなので、いまから楽しみにしています。
また、次回土曜日に、お会いしましょう。
 

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