ジャケットを脱ぐと、ニットはクリスマスカラーの赤!

ルイ王子:バーガンディーのニット/トーマス・ブラウン シャツ/アマイアキッズ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

ウィリアム王子やジョージ王子のお洋服に赤が入っている中、ルイ王子も、ジャケットの下にバーガンディーのニットをお召しになっていました。

こちらはお下がりでなく、現在も販売中の今季物。キャサリン妃が第一子出産後からご愛用のショップ、トロッターズで取り扱っているトーマス・ブラウンのものです。

見えにくいですが、実はニットの下に格子のシャツを着用されています。実はこれもジョージ王子が2018年に着られていたお下がりです。

節約家のキャサリン妃らしく、次男にはやはり長男のお下がりを着せられることが多いようですが、ちゃんと新アイテムともミックスされているようですね。長男で将来国王となる兄とは大きく立場が異なる、末っ子ルイ王子に対してのキャサリン妃の思いやりを感じます。

 


キャサリン妃、久々に新しいワンピースを披露!

キャサリン妃:ワンピース/アレッサンドラ・リッチ クラッチ/スマイソン  パンプス/プラダ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

最後は、キャサリン妃のファッションです。
コロナ禍の公務中、着回しが多かったキャサリン妃ですが、久々のレッドカーペットということで、この日は初お披露目のドレスでご登場。
シャーロット王女と同じくダークカラー、黒地に花びらプリントのミディ丈ワンピースは、お気に入りデザイナーのアレッサンドラ・リッチのもの。ブランドのアイコン的ディテール、パフショルダーが華やかさをプラスしています。

見えにくいですが、手にはクラッチが、今年3月のロックダウン寸前、プライベートでお買い物の際お持ちになっていた、スマイソンのチェーン付きクロスボディ。ここではチェーンを外して、クラッチとして使い回されました。
ネイビーのスエードパンプスも以前から愛用のプラダと、結果小物は全て使い回しアイテム。お得意の新旧コーデでした。

実は、一緒に手を繋いで歩くルイ王子とも意図的にカラーコーデをされていたのでは?と推測しています。


このように見ていくと、ケンブリッジ公爵家にとって、ファミリーコーデとは全体のバランスやつながりといったものがキーであることがわかります。

プリンス&プリンセスらしく、英国的かつ伝統的なスタイルを軸にしながら、常にファミリーとしての共通のテーマ(この場合はクリスマス)があります。
その上でそれぞれの個性をプラスしたコーディネートが考えられていますね。
そうすることでファッションにも一体感が生まれ、さらには全員の個性も引き立っています。

自己主張より家族のバランスを大切にされるキャサリン妃ご一家、それがファッションにも表れています。
 

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

前回記事「【キャサリン妃】グッチのブラウスが前後逆?!驚きの着回し術」はこちら>>

 
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