スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
少し前に出演させて頂いた「あさイチ」。視聴者の方から頂いたご質問に、「長く使えるコートは?」というものがありました。生放送で、リアルに頂いたご質問でした。放映時間もあるので、ほぼ一言しか答えられませんでしたが、その答えは、「ベージュ、しかもラップタイプ(結ぶタイプ)の長め丈、さらに裏がないもの」。この冬の写真を見返していて、私自身、そんなコートをたくさん着ていたので、今日はその記事を。今、冬のコートを新調する人はあまりいないかもしれませんが、また来たる冬に参考になれば(笑)!
長く、というのには、さまざまな意味があります。
長い年月愛せる
長い期間着られる
長い時間着ていたい
という要素を満たすものが、上記の答えだったのです。
長い年月愛せるためには、ボトムの流行に関わらず、合わせやすい長め丈。そして、体型が変わっても(太ったとしても)、結び方で自分に引きよせられる、結ぶタイプであることが大事。
長い期間着られる、というのは、秋から春先まで活躍してくれる、ということ。裏地なし、とは、このためです。真冬はインナーにダウンベストなどを仕込んで、レイヤーを。
最後に長い時間、というためには、もちろん裏地がなくふわっと軽くてストレスがないことも大事だし、さらに、朝も夜も飽きないニュートラルな色だからこそ、ベージュであることは必須。
エイトンのコートは5年着ているし、ラップタイプではないのですが、かなりオーバーサイズなため、今後体型が変わっても着るであろうシクラス、さらに今年清水買いしたマックスマーラは10年以上愛するつもり♡
そして今日もベージュのコートを着ています!
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