40代で結婚できる人、できない人

 

「うまくいく方とそうでない方の違いは、やはりポジティブに動けるかどうかが大きいです。

口では“スペックなんて気にしません!”と言っていたのに、実際会うとなると年収などの条件面ばかりこだわって、なかなか会おうとしない方がいます。そういう方はなかなか結果につながりにくいですね」

やはり選びすぎるタイプの人は、年齢に関係なくいつの時代も変わらず苦戦するようです。相談所でも同じなんですね。

「例外的に、選びすぎるタイプの方でもひとりだけ成功した方がいました。その会員さんは、ご自身が年収も非常に高い超キャリアウーマンの方だったのですが、お相手に求める仕事や年収の条件もかなり厳しくて。

最初はなかなか誰とも会おうとしなかったのですが、最終的には狙い撃ちで自分が納得するエリートの方だけに絞って、積極的に会うようになったんです。そのうちにトントン拍子で結婚に至りました。選びすぎるタイプの例では、例外中の例外かもしれませんが……」

先ほども触れたように、女性側のキャリアや年収は大きな強みとなるんですね。時代の変化を感じるとともに、これは大人の婚活ならではの特徴かも、と思いました。

積み上げてきたキャリアを男性から敬遠されるのでは……と気にしてきた女性も多いかもしれませんが、キャリアウーマンの皆さん、ついに時代が到来したかもしれません!

キャリアウーマンとまでいかなくても、自立性が武器になるというのは、頑張って生きてきた私たちにとっては朗報ですね。

ただし何より重要なのは、“選びすぎずに積極的にいろんな人と会うこと”だそう。その他にも成功のコツはあるのでしょうか。

 


セフレも元カレもバッサリ切って、とにかく“飢える”べし


「とにかく“飢えること”が大切です。下手にいろんな男性とデートをして余裕がある方って、なかなか婚活に本気になれないんです。婚活しているのにセフレがいる方とか、すぐに戻れる元カレがいる方は、全てバッサリ切って、もう後がない! くらいに自分を追い込んでほしいですね」

本気で飢えろ、というパワーワードがグサリと胸に突き刺さります。切れないセフレ、すぐに戻れる元カレ。「いつでも会えるけど結婚はできない男たち」の代表格ですね。

また、ごはんに行くようなデート相手が複数名いるという方も要注意。下手にモテているときって、厄介です。「まだ私イケる」というあの20代の時の感覚が自分の中から抜けないんですよね。

“モテ”は結婚と何ら関係がありません。結婚がしたいのに、下手にモテてしまっている方は、今すぐデート相手を切って、婚活に集中したほうが良さそうです。


さて、前半はここまで。次の記事では、40代婚活において大切にすべきポイント、そして気になるバツイチ婚活の真実について深堀りします。
 

構成/山本理沙
取材協力/「サブスク婚活」

 


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