アラフォー以上で結婚した〝晩婚さん〟を取材しているこの連載もスタートして早1年。今回はインタビューを通じて感じた、彼女たちの共通点を考えてみました。晩婚を叶えるために必要な資質は、大きく分けて4つだと思います。


資質1:行動力がありパワフルである


どの方も共通していたのがこちら。長年の飲み友達と結婚した里佳子さん(47歳)のように仕事をバリバリやって起業していたり、10年彼氏が居なかったけれど7歳年下のイケメンを口説き落とした美和さん(47歳)のように、結婚したくてパワースポットにやたら遠方まで出向いたり、彼を好きな理由と付き合った場合のメリットを1時間プレゼンしたり。

 

ベクトルは違っても、思いついたことは即実行に移すような行動力がある女性たち。「転がる石に苔は蒸さない」と言うけれど、そうやってアクティブに動いていると生き生きして見えるし、何より、運も動きますよね。動くから人との縁が繋がり、そこから良縁にも恵まれる。そして男性も、結婚したら頼り甲斐のありそうなパワフルな女性に惹かれるもの。女性の私でも彼女たちと話していると刺激を受けることがいっぱいあったので、男性も同じだと思います。いろんな経験をしているから話の引き出しがたくさんあって面白い。それって若い子にはない、大人の女性の魅力のひとつですよね。

 


資質2:経済的基盤がしっかりしていて自立している


全体を通して、仕事で活躍されている方が多かった。合コン年間200回の亜利沙さん(47歳) や交際ゼロ日婚でN.Y.と日本で遠距離結婚生活を送っている真梨さん(40歳) も独立して起業しています。

 

仕事が大好きで経済的にも自立している彼女たちは、結婚したからと言って男性に依存することは考えていない。大人同士のパートナーシップだからこそ、その自立精神は重要になってきます。そして経済的余裕は精神的余裕にも直結するので、それが大人の女性のゆとりのようなものに繋がって、より魅力的に見えるのです。


資質3:やりたいことや趣味など、自分の世界が確立されている


仕事をバリバリやっていなくても悲観することはありません。ダーツにハマってダーツバーで出会った年下男性と結婚したゆかりさん(46歳)や、実家暮らしでマッチングアプリで出会いをみつけたアイドルオタクの麻子さん(44歳)のように、趣味の世界にどっぷりハマっていた晩婚さんも居れば、資格取得を目指して勉強に熱中していた奈々さん(38歳)のようなケースも。

 

彼女たちは自分の好きなことや目標に向かって情熱を燃やしていたので、自分の世界というものが確立されていました。結婚というのはお互いの個性の融合であるので、個性がくっきり際立っていればいるほど相手がみつかりやすくなると感じます。好きなもの、夢中になれる対象があるのは内面が充実するというだけでなく、そういう利点があるのではないでしょうか。


資質4:「世間体より自分軸」で自分らしい結婚相手の条件を考えられる


「結婚したら夫が妻より稼いで家族を養わなければならない」とかお互いの年齢差など、「夫婦はこうあるべき」という、誰が言い出したかもわからない固定観念に縛られていない。

N.Y.と東京という遠距離で出会った10歳年上のバツイチ子持ち男性と二度目で結婚を決めた真梨さん(40歳)や、彼氏が15年居なかったけれど12歳年下の男性と結ばれた美知子さん(47歳)も、世間の目よりも自分らしく居られる結婚のスタイルや結婚相手の条件は何かというのを、「自分軸」で見極めていました。真梨さんの場合、お互い違う国に暮らしながらも毎日ビデオ通話で様々なことをシェアし、経済的にも一切夫に寄りかからない夫婦関係。彼女自身が現在の仕事を愛していて、今の生活スタイルを変える気はないけれど、そんな自由な彼女をありのまま受け入れてくれる旦那様だったから結婚を考えられたのです。これも40年近く生きてきたアラフォーだからこそ、世間体に惑わされることなく決断できたこと。

 

どのお方も、「結婚したい」という気持ちは持ちつつも、恋愛だけではなく自分の趣味や仕事を充実させてアクティブに生きて来た結果がご縁に繋がったという印象を持ちました。


バツイチシングルの私も、毎回取材していて勇気をもらっている晩婚さんインタビュー。もし素敵な晩婚さんが居たら取材をお願いしたいので、ぜひご一報を(自薦他薦は問いません)!
 

イラスト/いとうひでみ
構成/川端里恵(編集部)

 

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