こんにちは。先日の4連休は自宅でのんびり。そこで、以前から興味のあったアボカド染めに初挑戦しました。以前アーセンスディレクター梅本さんの「調理後の食材でTシャツを染めた」という記事を読んでから、なんとも優しいその色合いに興味津々。
ちょうど汚れが気になっていた白のロンTがあったので、そちらをアボカドで染めてみることにしました。
お鍋でコトコト煮込むこと数時間。慣れないながらもほぼ1日かかって、やーっと完成!(アボカド染めの詳しい方法は下でまとめておりますので、よろしければご覧ください)。
時間も手間もそれなりにかかるのですが、自分で染めた1枚はなんだか愛着もひとしお。普段だと汚れが落ちにくくなると捨ててしまう白Tも、新たな魅力とともに復活したのも嬉しいです。なによりアボカドのピンクって、可愛いですよねー(中身も皮も緑なのに不思議です)。中身も美味しくて、染め汁も可愛いアボカドって素晴らしい……!
以前より洋服は「長く使う」ことを重視するようになっています。それでも汚れが気になる服は「捨てる」「ウエスとして使う」ことしか使い道が思いつかなったのですが、そこに「染めてみる」という選択肢が加わったのが楽しいです。染める工程も、ちょっとした科学の実験みたいで楽しいのです。
SDGsという言葉を聞くようになって久しいですが、なかなか日常で意識して暮らせているか、と問われたらまだまだ程遠い現状。ですが、こうやって楽しく「大切にする」時間を持つこともひとつのSDGsなのかなと思いました。
最近試して面白かったのが、こちらの「サステナブランド診断」。質問に答えていくと、自分の趣味思考に合う世界中のサスティナブルなブランドやホテル、団体などをおすすめしてくれるというもの。
他にも持続可能なオーディオブランドや、野菜栽培×IT、障がいの有無に左右されないオール・インクルーシブファッションブランドなど、いろいろなブランドとの出会いがあり、とても面白かったです。
「サステナブランド診断」
ちなみに夏はアボカドばかり食べている我が家の、冬の常食は”さつまいも”。そのさつまいもでもピンク色に染まると聞き、またぜひ冬に試してみたいなと思ってます!
自宅でおこなう”アボカド染め”の方法を見る
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ご参考までに今回私が試した方法です。今回は綿100%のロンTを2枚染めました。①アボカドは今回12個の皮と種を用意。皮は身が残らないようにきれいに洗い、種は割ってから冷凍保存していました。染める量によっては、もっと少しでも良さそうです。鍋に入れて水をひたひたに入れて火をかけます。②そのまま沸騰しない温度で(80度くらい)約1時間煮ます。③煮出したら、汁をとっておき、約1時間置いてから、再度皮と種をひたひたの水で煮出します。(染める量により、煮汁が少ない場合は、この工程をもう1回増やす)④豆乳と水を1:1で割ったものに、生地を30分程度浸けます。この処理をすると、生地が染まりやすくなります(ちなみにこの処理をしなかった綿100%のタンクトップはあまり染まりませんでした)。その後、よく洗っておきます。こちらは2の工程と同時進行がオススメです。⑤4の工程を経た生地を、みょうばん(スーパーで購入)をお湯で溶かしたものに約30分浸けます。これをすることで、染まりやすく、かつ色落ちしにくくなるそうです。⑥アボカドの煮汁に生地を浸け、約1時間程度煮ます(沸騰しない70〜80度の温度で)。その際に酢を入れるとオレンジ色に。重曹(私は大さじ2ほど)を入れるとピンク色になるそうです。⑦色が落ちなくなるまでよく洗って、干します。⑧完成!煮汁がやや少なかったせいなのか(?)少々まだらに。⑨鍋や水など以外に必要なのは、アボカド、豆乳、みょうばん。他に重曹も加えました。
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