パリ在住のミモレブロガー大熊洋子さんが、長く愛用している浴衣を紹介しています。
![パリで着る浴衣はポップなモチーフで自由に楽しく!_img0](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/9/3/350/img_93d8dff426b896c244cae3f23cf66095706977.jpg)
随分前に買ったもの――。私のコーデでは、もはや常套句になっている台詞。この一揃いも、渡仏前から着ている訳で、今や十年選手。飽きもせず、袖を通すと未だときめく私の相棒だ。
![パリで着る浴衣はポップなモチーフで自由に楽しく!_img1](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/7/7/350/img_77da357167976d7047e81454628cf04c494375.jpg)
当時は「着物女子」なんて言葉もあって、豆千代さんに代表される若きデザイナー達が、ポップな柄の浴衣や帯を発表していた。
純和風の伝統柄は一枚持っているから、遊び心たっぷりの、カジュアルなデザインを二枚目に欲しいな――。そんな風に思っていた夏の終わりに、呉服屋のセールで出会った可愛い子。私の大好きなさくらんぼモチーフに一目惚れ。
帯は表がギンガムチェック、裏はストライプ。自分では絶対に思いつかない組み合わせを、熟練の販売員さんが選んで着付けて下さったのを、今でも鮮明に覚えている。
![パリで着る浴衣はポップなモチーフで自由に楽しく!_img2](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/350/img_275f260f4e2da20e3beb1594da515073332397.jpg)
「浴衣もね、このくらい自由で良いのよ。何も難しく考える事はないの。さくらんぼの葉っぱは緑でしょ。だからグリーンのチェック柄だって持ってこられる。あなたに良く似合っているわよ!」
![パリで着る浴衣はポップなモチーフで自由に楽しく!_img3](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/7/d/350/img_7d23ce4aa1394c967e35bbfa4798a491300504.jpg)
ああ、ごもっとも。この帯でなかったら、魅力は半減だった事だろう。ミモレ世代になった今は、バッグは渋い山葡萄なんかが合いそうだ。ネイルの赤も、良いアクセサリーになっているよね。
![パリで着る浴衣はポップなモチーフで自由に楽しく!_img4](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/7/4/350/img_74c95e2123a8bb824e882ee9ccee63e5463364.jpg)
![パリで着る浴衣はポップなモチーフで自由に楽しく!_img5](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/c/4/350/img_c4748f748a395addf92d4caa700a9760377076.jpg)
ご近所さん達にも大好評。東京オリンピックに加えて、またもや日本の株を上げてしまった。えへへ。なんてったって、此処では私は日本代表。小さな親善大使でもあるのだからね。
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